毎月10万円の副業収入があったら、皆さんは何をしますか?
旅行に行ったり、美味しいものを食べたり、欲しかったものが買えたりと、色んなことができると思います。
ですが、毎月10万円円の副業収入を得るのは、簡単なことではありません。
Youtubeやブログであれば、稼げるようになるまでに多くの時間が必要になります。
また株式投資や不動産投資では、稼げる反面、リスクもあります。
そのため、中には副業に多くの時間をかけたくない、大きなリスクは負いたくないために副業を諦めてしまっている人もいると思います。
今回紹介する、坂口康司さん著の『レンタルスペース投資の教科書』は、そんな方にオススメの1冊です!
本書で紹介されている、レンタルスペース投資であれば、少ない労力で、かつ少ないリスクで毎月10万円を稼ぐことができます!
そこでこの記事では、レンタルスペース投資とは何か?レンタルスペース投資で稼ぐためのポイントについて紹介していきます!
youtubeではアニメーションを使った解説動画をあげています!
よろしければ、こちらもご覧ください!!
レンタルスペース投資の教科書の要約
レンタルスペース投資とは?
本書では、レンタルスペース投資とは、民泊の時間貸しビジネスのようなものだと書かれています。
部屋を、パーティや撮影などに使いたいお客様に貸すことで儲けるサービスです。
お客様が部屋を借りる用途は、パーティや撮影以外にも、会社の会議、マッサージやヨガのクラスなど、様々あります。
特に、少人数で集まって食事をしたり、映画鑑賞をしたいというニーズや、オフィス・自宅以外で仕事がしたい、会議をしたいというニーズが高まっており、まさに今急成長している市場になります。
とはいえ、貸しに出すスペースを持っていなければいけないのだから、お金持ちしかできない投資なのでは?と思われる方もいるかもしれません。
ですが、実はレンタルスペース投資をするのに、不動産を所有する必要はないのです!
レンタルスペース投資では、部屋を借りて、お客様に貸し出すことができるため、不動産投資のようなリスクを負わなくて済みます。
もちろん、借りる物件によって、貸し出すことを禁止しているところもあります。
そのため、契約をよく確認する必要があります。
また、レンタルスペース投資を専門に扱っている不動産もあるため、そういった不動産で部屋を借りれば、安心して始めることができます。
さらに頭金など多くのお金を用意する必要はないため、不動産投資よりも少額の費用で投資をスタートすることができます。
レンタルスペース投資に必要な初期費用は、本書ではざっと100万円ほどであると書かれています。
内訳は次の通りです。
仲介手数料:10万円
敷金礼金:30万円
インテリア:30万円
備品類:15万円
保険:2万円
鍵交換:1.5万円
合計:88.5万円
このように、レンタルスペース投資であれば、不動産投資よりも低い初期費用で、かつ銀行のローンを組まずに始めることができます。
もちろん、家賃や清掃費、自分のレンタルスペースを掲載するからプラットフォームの手数料など、毎月かかる費用もあります。
そのため、集客ができなければ、毎月赤字になってしまいます。
ですが、レンタルスペースの利点は、儲からない時に判明した時に、すぐに辞めることができるという点です。
レンタルスペース投資では、部屋を借りているだけで、儲からなければ解約することができます。
このように、レンタルスペースは、副業で収入を得たいけど、大きなリスクは負いたくない!という方におすすめの投資法なのです!
ですが、月にどれくらい儲けることができるのかが重要ですよね?
そこで、続いてはレンタルスペース投資で、どれくらい儲けることができるのかについて紹介していきます!
レンタルスペース投資は儲かるのか?
売り上げは1時間ごとの料金によって変わってきます。
1時間3000円で、4時間のパーティーが月に30回あると想定すると、月36万円になります。
大抵の場合、パーティは夜に行われるため、昼の時間帯は撮影などに貸し出すことができると、さらに月の売り上げを増やすことができます。
そして、この売上から、かかる費用を引いていきます。
費用は、家賃が10万円だとすると、月に合計で23〜24万円ほどかかります。
内訳は次の通りです。
家賃:10万円
清掃費用:2万円(1回1000円×20回)
通信費:5000円
テレビ代(NHK):2170円
水道光熱費:5000円
集客プラットフォームへの手数料:3万5000円(売上の3割)
合計:23万7170円
先ほど出したように、月の売上が36万円だとすると、費用を引いて、約12〜13万円ほどが利益になります。
1ヶ月に12〜13万円を他の投資で稼ごうとしたら、かなり難しいと思います。
ブログやYoutubeですと、そもそも稼げるようになるまでに、多くの時間や労力がかかります。
またライターなど案件をこなすにしても、副業で月10万円以上を稼ぐのは、本当に大変なことです。
ですが、レンタルスペースであれば、あなたが多くの時間を割かなくても、いきなり月に10万円以上の利益を出すことができます。
さらに、レンタルスペースの運用代行会社もあるため、そういったサービスを活用すれば、あなたは何もしなくても、毎月不労所得を得ることができます。
もちろん、運用代行会社にも良いところと悪いところがあるため、見極めが必要ですし、代行会社を使うことで月の利益も減ってしまいます。
良い運用代行会社を見極める方法は、本書でも解説されていますので、ぜひチェックしてみてください!
ここまで紹介してきたように、レンタルスペース投資は、少ない労力でも、いきなり月10万円以上を稼ぐことができます。
ですが、適当にやっても稼げるようになるわけではありません。
レンタルスペース投資で稼げるようになるためには、抑えておかなければいけないポイントが3つあります!
最後に、その3つのポイントを紹介していきます!
レンタルスペース投資は3つのポイントを押さえろ!
レンタルスペース投資で抑えるべきポイントは、次の3つです!
①立地・エリア
②インテリア
③サイト掲載用の写真
まず提供するスペースの立地やエリアが、3つのポイントの中でも一番重要です。
いくら綺麗なスペースであっても、立地やエリアが悪ければ、多くのお客さんを集めることができません。
そこで本書では、基準として乗降客数が1日5万人以上ある駅の近くにある物件がオススメであると書かれています。
特に、一番収益力の高いパーティ用にレンタルスペースを使用するのは、若者や大学生が多いため、若者が多く利用する駅やエリアで探すのが良いです。
また、毎月の費用を下げるために、築古な物件を選んでいきましょう。
レンタルスペースにおいて大切なのは、外見よりも中身です。
築古でも、中が綺麗でインテリアが良ければ、利用してもらえます。
続いて押さえておくべきポイントはインテリアです。
以前は、ソファやテーブル、テレビがあれば、利用してもらえていたそうですが、最近ではレンタルスペースの競争率が増えてきており、インテリアにも凝ったスペースでないと利用されなくなってきています。
そこでインテリアを考える役立つのが、他の人気のあるスペースを参考にすることです。
利用数の多いスペースから、このエリアではどんなインテリアが人気なのかを学んでいきましょう。
また10〜15万円を払えば、レンタルスペースを専門としてる、インテリアコーディネターに依頼することもできます。
このように、人気のあるスペースやプロの視点を活用して、魅力的なインテリアを作っていきましょう。
最後に押さえておくべきポイントは、写真です。
立地もよく、インテリアもバッチリだったとしても、写真が微妙であれば、利用されなくなってしまいます。
理由は、お客さんはプラットフォーム上の写真をもとに、利用するかしないかを決めるからです!
人も第一印象が大切であると言われているように、レンタルスペースも第一印象がよくなければ、スルーされてしまいます。
そのため、利用者の目に留まる写真をプラットフォームに掲載しましょう。
プラットフォームに掲載する写真は、プロに任せるのが一番です。
特に写真を撮るために、良い機材を揃えたり、写真を編集する必要があるため、プロに依頼する方が安く済みます。
もし、それでも費用をかけたくないという場合は、本書にも魅力的な写真の撮り方が解説されていますので、ぜひ本書を参考にしてみてください!
レンタルスペース投資の教科書を読んだ感想
私自身、本書を読むまではレンタルスペース投資について、存在自体を知りませんでした。
毎月堅実に収益が出ると言われると怪しいなと思いながら本書を読んでいたのですが、読み終わる頃には、「レンタルスペース投資良いじゃん!」となっていました笑
何よりも、毎月堅実に収益が入るのに、初期費用が低いこと、また儲からなければ、すぐに辞められることが大きな利点だと思います。
またブログやyoutubeと違い、多くの時間を割かなくても良いため、忙しいサラリーマンでも出来る副業だと思います。
とはいえ、レンタルスペース投資を始める人が多くなればなるほど、稼ぎづらくなってしまいます。
そのため、レンタルスペース投資に興味を持っている方は、早く本書を読み、早く実践することが大切です。
私も家族に相談してみたいと思います笑
本書では、この動画では紹介しきれなかった、レンタルスペース投資で稼ぐために大切な知識や注意点など、幅広く解説されています!
そのため、レンタルスペース投資に興味があるという方は、ぜひ本書『レンタルスペース投資の教科書』を読んでみてください!
ではでは。