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【要約&書評】マトリクス思考: 2軸で切る、視える、決める

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今回は、グロービズ経営大学院著の『マトリクス思考』を紹介していきます!

皆さんには、仕事やプライベートで問題や悩みを抱えているけど、どうやったら解決できるかわからないということで、悩んでいないでしょうか?

本書はそういった方に役立つ1冊です!

本書では、日常や仕事など、あらゆる場面で活用できる、フレームワークが解説されています。

この記事では、その本書の中から、マトリクス思考とは?マトリクス思考の種類、マトリクス思考の手順の3つについて紹介していきます!

 

マトリクス思考の要約

マトリクス思考とは?

マトリクス思考とは、2つの軸を設定して物事を分類し、全体像を整理するフレームワークのことです。

マトリクス思考には、さまざまな種類がありますが、緊急度×重要度マトリクスを聞いたことがある方も多くいるのではないかと思います。

緊急度×重要度マトリクスは、別名アイゼンハワーマトリクスとも呼ばれており、元アメリカ大統領のドワイト・アイゼンハワー氏が自身の仕事の優先順位をつけるために考案したと言われています。

緊急度×重要度マトリクスでは、仕事を緊急度と重要度の高低でグループ分けしていきます。

そして、緊急度と重要度を縦軸と横軸にした図を作り、それぞれを配置していきます。

 

 

このように、仕事を配置していくことで、どの仕事を優先的に取り組んでいけばいいのかがわかります。

ちなみに、最も優先的に取り掛かるべき仕事は、優先度が高く重要度も高い仕事ですが、2番目に優先すべき仕事は、優先度が低いが重要度が高い仕事です。

一見、優先度が高いが重要度の低い仕事を先に終わらせるべきだと感じるかもしれませんが、こういった仕事は、優先度が高いだけで、あまり価値をうみません。

だからこそ、自分でやるよりは、他の人に任せたり、そもそも引き受けないことが大切なのです。

このように、緊急度×重要度マトリクスを使って仕事を分類していくことで、仕事が多すぎて、何から手をつけていいかわからないという問題を抱えていても、仕事の整理をすることができ、自分が取り組むべきことがわかるので、問題を解消することができます。

また、マトリクス思考は問題解決に役立つツールですが、それ以外にも様々な効果があります。

ただ問題解決ができるだけでなく、物事を大きな漏れがなく整理することができる、新たな気づきを得ることができる、意思決定に役立つといった、多くの効果があるのです。

そして、このマトリクス思考は、2つの軸の要素を変えてあげることで、仕事の優先順位以外にも、勉強や時間の使い方、人間関係など個人的な悩みから、ビジネスの課題など、あらゆる問題を解決することに役に立ちます。

活用法については、本書で様々なケースを元に紹介されておりますし、この記事の続きでも、いくつか例を紹介していきます。

 

マトリクス思考の種類

マトリクス思考を使う上で、まず知っておかなければいけないのが、マトリクス思考の種類です。

課題ごとに適した型があり、使い分ける必要があります。

本書では、5つのタイプが紹介されておりますが、この記事では、本書でまず押さえておくべき基本の型として紹介されている、3つを紹介していきます。

まず一つ目が、ポジショニング型です。

ポジショニング型では、2本の軸を引き、散布図のようにプロットしていきます。

ポジショニング型は、マーケティングでよく使われる型です。

例えば、新商品をどのように押し出していくかを考える際に、ポジショニング型が役に立ちます。

新しいマウスを発売する場合、縦軸に機能性、横軸に価格を設定するとします。

そして、この軸を元に、自社の製品と競合他社の製品を配置していきます。

 

 

そうすることで、市場における自社の立ち位置がわかったり、競合との差別化ポイントを明確にすることができるのです。

続いて2つ目の肩が、セル型(分類型)です。

セル型(分類型)は、2軸の組み合わせで、セル(象限)が形成されています。

先ほどの、ポジショニング型とは違い、相対的な位置関係よりも、各要素がどのセルに入るのかを重視しています。

例えば、部下の育成を考える時、部下に任せる仕事を、セル型(分類型)で考えることができます。

 

 

縦軸に、部下の成長度が大きいか小さいか、横軸に時間がかかるか、かからないかを設定して、仕事を分類していきます。

左上の、成長度が高く、時間があまりかからないものは、最も部下に任せたい仕事になります。

時間がかからないが、成長にあまりつながらない仕事は、時間をかけずにこなしてもらう必要がありますし、時間がかかる割に、成長につながらない仕事は、そもそも任せるべきではないと考えることができます。

そして、時間はかかるが成長に大きくつながる仕事は、主に専門性を高めるものが多いので、いかに部下に興味を持ってもらうか、やる気を持って取り組んでもらえるかが重要になります。

最後に3つ目の型が、セル型(方向性型)です。

セル型(方向性型)は、2軸によってセルが形成されるだけでなく、セルごとに打ち手の案や考え方が付与されています。

そのため、次のアクションのヒントが得やすくなることを意図しています。

例としては、本書で解説されている、やりたいこと探しマトリクスを紹介していきます。

やりたいこと探しマトリクスでは、横軸に他人軸、自分軸、縦軸に能動的、受動的を設定していきます。

 

 

このうち、自分軸と能動的の両方に該当することが、最も自分がやりたいことのヒントをもたらしてくれます。

逆に自分軸に該当しているが、受動的なことは、自分の不平や不満が隠れている可能性があります。

例えば、仕事で教育担当に任命されたが、能動的になれない場合、自分は教育担当よりも、現場でバリバリ働きたいという考えを持っているかもしれません。

そのため、自分軸×受動的なことには、自分の不平や不満が隠れていないか、またどうすれば解消できるかを考えることが大切です。

このように、セル型(方向性型)では、どのセル(象限)に当てはまるかによって、次に自分が取るべきアクションを考えることができます。

以上が、今回紹介したマトリクス思考の3つのタイプです。

今回紹介できていない、2つのタイプは、応用編になりますが、どちらも役に立つタイプですので、興味のある方は、ぜひ本書を参考にしてみてください!

 

マトリクス思考の手順

世の中には、マトリクス思考の様々な型がありますが、自分自身でオリジナルのマトリクスを考えることで、多くの悩みや問題に対処することができます。

そこで本書では、新しいマトリクスを考案、使用するプロセスには、次の5つのステップがあると書かれています。

①課題設定

②適切な型を選ぶ

③軸の候補を選ぶ

④マトリクスを作る

⑤実際に使用して有用性や普遍性を評価する

『マトリクス思考』より

この記事では、マトリクスの作成のメインとなるステップ1〜4をざっくりと紹介していきます。

まずは、①課題設定です。

課題をなんとなく設定してしまうと、マトリクスを使用しても、思ったような解決策が出てこなくなってしまいます。

その課題は、自分たちで対処できる範囲なのか、本当に今取り組むべきものなのか、その課題を解決した結果、なりたい姿になれるのかを考えることが大切です。

続いて2つ目のステップが、②適切な型を選ぶことです。

適切な型は、自分がどんな結果を得たいかによって変わります。

個々の要素の具体的な位置関係を知りたい場合は、ポジショニング型が役に立ちます。

また、優先順位を決めるために、それぞれの仕事を分類したい場合は、セル型(分類型)が役に立ちます。

そして、分類した結果、どのような行動をすればいいのかを知りたければ、セル型(方向性型)が役に立ちます。

そのため、自分が何を得たいのかによって、使用する型を考えていきましょう。

続いて3つ目のステップが、③軸の候補を選ぶです。

この軸の候補を、自分の持っている課題に合わせて考えることによって、オリジナルのマトリクスを考えることができます。

軸の候補を考える際は、上下と左右でそれぞれ反対の意味を持つ要素になっているか、軸の意味が明確になっているか、実務的に測定できるかを考慮することが大切です。

例えば、ダイエットの方法を考える際に、私は横軸にかかるコスト、縦軸に続けやすさを設定しました。

設定した課題をもとに、その問いに答えられそうな軸は何かを考えてみてください。

そして、4つ目のステップが④マトリクスを作るです。

ステップ3で考えた軸を元に、実際にマトリクスを作成していきます。

先ほどの、ダイエットの方法を考える際の軸を元に、マトリクスを考えると、次のようになりました。

 

 

定量的な軸を設定するときは、象限の境目となる中心値の数字やレベル感を設定するようにしましょう。

例えば、月額5000円が中間なのか、それとも1万円が中間なのかによって、どのダイエット方法が、どこに当てはまるのかが大きく変わります。

そして、最初に作ったマトリクスでは、しっくりくる結果が得られないかもしれません。

そういった場合は、軸を一つ変えてみるなど、試行錯誤してみてください。

私が作成したダイエットの方法を考えるためのマトリクスも、続けやすさではなく、体重が減るスピードするだけでも、大きく内容が変わります。

そのため、自分が何を重要視しているのかを元に、軸を変えてみて、色々試してみてください。

以上が、今回紹介する、マトリクス作成のステップ1〜4です。

本書では、マトリクス作成のステップがより詳細に解説されておりますし、様々なケースを元に紹介されておりますので、興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください!

 

 

本書では、この記事では紹介しきれていない、マトリクス思考の方法や大切なポイントがまだまだ紹介されています。

そのため、今抱えている課題や悩みを解決する方法を知りたいという方は、ぜひ本書を読んでみてください!

 

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ではでは。

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