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【要約&書評】勉強も人生も成功する 考え方こそ最強の勉強法

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今回は、塾講師ヒラさん著の『勉強も人生も成功する 考え方こそ最強の勉強法』を紹介していきます!

皆さんは、取りたい資格はあるけど、勉強が捗らない、なかなか目標を達成できないといった悩みはないでしょうか?

本書はそういった方に役立つ1冊です!

本書の著者である、塾講師ヒラさんは、勉強に関する動画をyoutubeにあげており、チャンネル登録者数は20万人を突破されています。

また現役の塾講師としてもご活躍されており、これまで1000人以上を直接指導されてきました。

本書では、そんな著者によって、勉強を成功させるために効果的な、勉強に対する考え方が解説されています。

この記事では、その本書のなかから、目標を持つことが第一歩、時間は有限、勉強は環境で決まるの3つについて紹介していきます!

考え方こそ最強の勉強法の要約

目標を持つことが第一歩

皆さんは、目標を立てているでしょうか?

おそらく、「TOEICで900点をとる」「この資格に合格する」といったように、なにかしらの目標はあると思います。

ですが、その目標はあなたが本当に達成したいと思う目標になっているでしょうか?

勉強を成功させるためには、目標は達成するためにあるという考えを持つことが大切です。

目標はただ掲げるだけでは意味がなく、絶対に達成してやるという考えを持つことができなければ意味がありません。

おそらく、これまで勉強で失敗してきた方の多くは、なんとなく目標を決めてしまっていたり、自分が本当にそれを達成したいのか、あまり考えていなかったというケースが多いのではないでしょうか。

そのため、まずは目標は必ず達成するためにあるという考えを持って、自分はどうなりたいのかを考えてみてください。

そして、目標を考えることができたら、目的も考えていきましょう。

TOEICで高得点を取ったり、資格を取るという目標には、いきたい会社に転職するため、社内で昇進するためといった目的があると思います。

なんのために勉強をするのかという、勉強の目的が明確になっていることで、勉強を継続しやすくなります。

このように、勉強を成功させるためには、まずは目標と目的を具体化してあげる必要があり、ここを適当にやってしまうと、途中で挫折する可能性が高くなります。

そして、目標を決めることができたら、それを紙に書き出して、目立つ場所に貼りましょう。

目標を紙に書き出すとは、ベタな方法だな、古臭いなと思われるかもしれませんが、ハーバード大学の研究から、目標を紙に書き出すことによって、目標達成率を高められることがわかっています。

目標を紙に書き出して、目立つ場所に貼ることで、常に目標が視界に入る状態を作ることができます。

常に目標が視界に入ることで、プライミング効果がおこり、目標が意識に強く残り、達成に向けた行動が促進されやすくなるのです。

また、脳の潜在意識にも刷り込まれていき、自然と目標達成に役立つ情報が目にとまりやすくなります。

そのため、目標は紙に書いたら、家の中でも、すぐ目の止まるところに貼るようにしてみてください!

 

時間は有限

勉強を成功させるためには、時間の使い方が大きな鍵を握ります。

1日は24時間と決まっています。

その24時間の中から、勉強に充てることができる時間は、さらに限られています。

特に忙しい社会人の場合は、学生のように1日10時間も勉強に充てられるわけではありません。

しかし、人は時間は無限にあると考えてしまいがちです。

実際に資格試験に失敗したことがある方の中には、「まだ試験まで3ヶ月あるから、大丈夫だ」といったことを考えて、勉強を先延ばしにしていたという方もいると思います。

そのため、勉強を成功させるためには、時間は無限であるという考えを改めて、時間は有限であるという考えを強く意識することが大切です。

そこで、1日の時間の使い方を見直すために、まずは1日の行動を記録していきましょう。

例えば、次が私の平日の行動記録です。

 

8:00 起床

9:00 勤務開始

14:00~15:00 お昼休憩

17:30 勤務終了

17:30~18:00 子供の習い事のお迎え

18:00~19:30 読書

19:30~20:30 夕食

20:30~21:30 お風呂

21:30~22:30 読書&動画作成

22:30~23:30 ゲーム&YouTube

23:30~24:00 読書

24:00 就寝

 

このように、自分の行動を記録して書き出していくことで、自分がどんなことに、どれくらいの時間を使っているのかを視覚化することができます。

私たちの行動の9割は無意識に行われていると言われています。

そのため、なんとなく時間を使っていると、無駄なことばかりに時間を浪費してしまうようになります。

実際に皆さんも、時間がないと言いながら、スマホをダラダラ1時間以上いじっていた、YouTube を見続けてしまっていたということがあると思います。

時間の浪費には、自分で意識できていることもあれば、気づかずにやってしまっているものあります。

だからこそ、自分の時間の使い方を視覚化することで、自分がやってしまっている無駄な時間の使い方を認識して、改善していくことが大切です。

そして、自分の時間の使い方を見直すことができたら、逆算計画で、勉強の計画を立てていきましょう。

逆算計画とは、目標を設定して、その期限から残りの時間を逆算して行動計画を立てる方法です。

例えば、1年後にTOEIC800点を達成するという目標を立てた場合、その目標を達成するためにこなす必要がある参考書を考えていきます。

そして、半年や3ヶ月ごとなど、おおまかなスケジュールを立てていきます。

もし、1年で3冊の参考書をやる必要があるとしたら、4ヶ月ごとに1冊を完璧にするというイメージです。

最後に、おおまかなスケジュールを細かく分けて、1日にこなすタスクを考えていきます。

このように、いつまでに、なにをするかを明確にすることで、スケジュールに沿った勉強をすることができます。

逆算計画は最初は手間に感じるかもしれません。

しかし、1度立ててしまえば、しばらくは、「今日はなにをしよう?」と毎日考える必要なく、スムーズに勉強に取り掛かることができるようになります。

また、急な用事などで勉強が一時的にストップしてしまったとしても、次の日以降に、どれくらい多く勉強すれば、スケジュール通りに戻すことができるかも、計算することができます。

そのため、限られた時間を効率よく活用するためには、まずは自分の1日の時間の使い方を見直して、逆算計画によって、勉強のスケジュールを立ててみてください!

 

勉強は環境で決まる

皆さんは、勉強をする環境にこだわっているでしょうか?

私たちは、よくも悪くも、環境に大きな影響を受けてしまいます。

当然ですが、周りの騒音がうるさかったり、目の前でyoutubeの動画が流れているような環境では、勉強に集中することができないと思います。

そのため、限られた時間で勉強を成功させるためには、勉強の環境を徹底的にこだわることが大切です。

そこで本書では、最強の勉強環境とは、テスト環境であると書かれています。

テスト環境が最強である理由について、本書では次の3つの理由を挙げています。

 

①最も集中できる場所だから

②本番の練習ができる場所だから

③結果を出す場所だから

『考え方こそ最強の勉強法』より

 

皆さんも、普段の勉強はあまり集中できなかったとしても、テスト本番になると、全力で集中できるようになると思います。

また試験中は合格をしようと、自然結果を意識すると思います。

そういった、テスト環境で普段から勉強をすることができれば、高い集中力で勉強をすることができるのです。

とはいえ、毎日テストのような環境で勉強をすることは、簡単なことではありません。

しかし、なるべくテスト環境に近づけることはできます。

本書では、テスト環境を整えるためには、五感を使うことが大切であると書かれています。

五感の中でも、特に大切なのが、視覚、聴覚、触覚の3つです。

まず、普段勉強をしている机の上に置かれているものをみてみてください。

おそらく、勉強には関係のないものや、勉強の邪魔になるものが、置かれているのではないでしょうか?

私たちは、情報の大部分を視覚で処理しています。

そのため、テスト環境を整えるためには、まずは目に入るものを整理することが大切です。

そこで、勉強中に視界に入るもので、勉強に関係のないものは、片付けるか、処分するようにしましょう。

続いて触覚ですが、勉強中に触れるものは、主に教材、筆記用具、そのほかのアイテムの3つに分けられます。

先ほどは、勉強に関係のないものは、視界に入らないようにすることが大切だと伝えましたが、勉強に関係のあるものでも、数が多すぎてはいけません。

ものが散らかっていると、私たちの脳はストレスを感じてしまい、集中力が維持しづらくなってしまいます。

そのため、勉強中は、机の上に置くものを必要最低限に絞りましょう。

最後に聴覚ですが、テスト環境を作るためには、ほぼ無音にすることが理想です。

また、本書では聴覚を活用した勉強法として、タイマー勉強法がおすすめされています。

タイマー勉強法では、40分や60分など、あなたの集中力が続く時間を設定していきます。

タイマーを設定したら、タイマーがなるまでの間は、勉強だけに集中します。

そして、タイマーがなったら、10分程度休憩をとり、またタイマーを設定して勉強を開始します。

このように、短期間の勉強と小休憩を繰り返すことで、疲労を最小限に抑えることができます。

また制限時間を設けることで、集中力を高めることができ、勉強の効率を上げることができるのです。

以上が、視覚、触覚、聴覚を活用した、テスト環境の整え方です。

本書では、今回紹介したこと以外にも、さまざまな方法が紹介されておりますので、ぜひ参考にしてみてください!

 

本書では、この記事では紹介しきれていない、勉強を成功させるための考え方がまだまだ紹介されています。

そのため、これまで資格試験などうまくいかなかったという方や、次こそは成功させたいという方は、ぜひ本書を読んでみてください!

 

勉強も人生も成功する 考え方こそ最強の勉強法』の購入はこちらから!

 

ではでは。

 

 

 

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