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【要約&書評】できる人の最強ルール101 The Rules of Everything

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今回は、リチャード・テンプラー氏著の『できる人の最強ルール101』を紹介していきます。

本書の著者である、リチャード氏は、生涯をかけ、幸せな人や成功する人の行動を観察し、彼ら、彼女らに共通するルールを抽出してきました。

そのルールをまとめた『The Rules』シリーズは、全世界で累計300万部を突破するほど、大ベストセラーになりました。

そして、その世界的ベストセラーシリーズの集大成となる本書では、シリーズの10冊の本から、1冊につき最も重要な10個のルールを集めて、最強のルールとしてまとめられています。

そのため、本書を読むことで、仕事からお金、子育て、夫婦関係など、あらゆる分野の最強ルールを網羅的に知ることができます。

この記事では、その本書の中から、自分だけの特技を持つ、引き際を見極める、成功とは何かを自分で決める、目先の楽しみより将来のお金を選ぶの4つのルールを紹介していきます。

できる人の最強ルール101の要約

自分だけの特技を持つ

皆さんは、今の職場で自分だけが持つ特技があるでしょうか?

自分だけの特技を持つことができれば、自分だけにしかできない仕事を作ることが出来ます。

著者のかつての同僚であったマイクは、誰も知らないような顧客の情報にやたらと詳しかったそうです。

顧客の子供の名前や、休暇中の旅行先、好きなものなど、マイクはあらゆる情報を持っており、顧客情報のエキスパートとして、職場で言われていました。

そのため、他のメンバーは、顧客と会う前に、必ずマイクに何かいい情報はないか聞いていたそうです。

そして、マイクが顧客情報を手に入れることに長けており、職場で活躍している話は上層部の間にあっという間に届き、マイクはすぐに昇進することになりました。

このように、自分だけの特技を持ち、それを活かして、自分だけの仕事を作ることで、存在価値を大きく高めることができます。

もちろん、自分だけの仕事とはなんでもいいわけではありません。

まだ誰も手をつけていないが、組織全体にとって役に立つ分野でなければ、仕事の昇進にはつながりません。

ですが、その自分だけの仕事を作ることができれば、自分の直接の上司だけでなく、他の上司からも注目してもらえるようになります。

そして、上司同士はよく話をすることがあるので、他の部の管理職から、あなたが褒められるようなことがあれば、あなたの上司は、あなたを昇進せざるおえなくなります。

このように、自分だけの特技を持って、自分だけの仕事を作ることができれば、職場でも注目される存在になることができ、昇進も手に入れることができるのです。

自分だけの仕事といっても、必ずしも大きなことをやらなければいけないわけではありません。

エクセルの知識を持っているのであれば、今の職場で非効率的なデータのまとめかたを改善するために、あなたの知識が役に立つかもしれません。

他にも、自分の持っている知識が、今の組織に役に立つ分野が、何か見つかるはずです。

もしない場合は、今の職場の問題点を考えて見て、それを改善するための知識や技術を身につけるのもいいと思います。

そのため、ぜひどうやったら自分だけの仕事を作ることができるかを考えてみてください!

 

引き際を見極める

皆さんは、なかなかうまくいかないことを、ずるずると続けてしまい、大きな失敗につながってしまった経験はないでしょうか?

仕事や人間関係、勉強など、自分には向いていないと気づいていても、人は自分の失敗を認めたくないからという理由で、無理に続けてしまうことがあります。

もちろん、粘り強く頑張ることも大切ですし、粘り強く頑張った先に、成功を掴むことができる可能性もあります。

しかし、自分には向いていないことに使った多くの時間を、自分の向いていることに充てることができれば、もっと成功できたのではないか?とも考えられると思います。

自分の選択の間違いを認めることは簡単なことではなく、勇気がいることです。

ですが、決して、それはあなたが弱いからではなく、むしろ自分の間違いを認められるのは強さの表れなのです。

もちろん、自分に向いているか向いていないかわからない段階で、ただめんどくさいから、辛いからという理由だけでやめてしまっては、本当に自分が向いていることを見つけることができなくなってしまいます。

引き際を考えるときは、自分が向いていないかどうかを判断する材料が揃ってから考えることも必要ですが、正しい理由で、正しいタイミングで引くことができれば、次に新しいことにチャレンジするときにその経験を活かすことができると思います。

そのため、粘り強く続ける力も大切ですが、ときにはうまく引き際を見つけることも大切なのです。

 

成功とは何かを自分で決める

「成功したいなら、これをした方がいい」と成功に関するアドバイスが本やSNSなど、あらゆるところで語られています。

成功して高収入を実現する、大企業に就職するなど、あらゆる形で成功について語られていますが、皆さんは自分なりに成功とは何かについて考えたことはあるでしょうか?

もしかしたら、自分なりに考えた成功ではなく、人や世間一般で考えられている成功を追って、今頑張ってしまっていないでしょうか?

もちろん、高収入や昇進といったことも、成功の中には含まれると思いますが、1番大切なのは、「あなたが自分の人生に満足するために必要なものを手に入れられたかどうか」なのです。

それは必ずしも、大金を手に入れることや会社で昇進すること、結婚すること、マイホームを建てることといったことではないかもしれません。

仕事で他の人に感謝されること、人の役に立っていると実感することといったことが、あなたにとって本当の成功かもしれません。

もちろん、中には大金を手にすることや、マイホームを建てることを成功と考える人もいると思います。

実際に私と妻は生まれ育った地元で一軒家を建てることを夢見ており、それを実現することができました。

今世間では、持ち家よりも、賃貸の方がいいと言われることもありますが、私たち家族にとっては、一軒家を建てることが成功なのです。

もし、賃貸の方がいいという意見をそのまま聞いて、ずっと一軒家を買うことを躊躇っていたら、将来「あの時に買っておけばよかった」と思う時が来るかもしれません。

それは、自分たちではなく、他人の基準に従って行動してしまった結果、おこる後悔だと思います。

だからこそ、どんなことにせよ、成功とは何かについて、自分なりの基準を持っておくことが大切なのです。

 

目先の楽しみより将来のお金を選ぶ

生きていく上で、お金は欠かせないものですし、人生の目標として、お金を貯蓄することを挙げている人も多くいると思います。

しかし、並大抵の覚悟では、お金について目標を達成することはできません。

実際に、皆さんにもお金を貯めようと決意したが、ついブランドもののバックや時計を買ってしまった、また日常的に、頑張っているからという理由で、自分のご褒美として、スイーツを買ってしまったという経験があると思います。

これは、お金に限らず、禁煙やダイエットにおいても同じですが、人は将来のためよりも、目先の利益や楽しみを選んでしまう傾向があるのです。

実際に著者は、貧乏な学生だった頃に、一度の食事を楽しむために、貴重な本を売ってしまったそうです。

その後、しばらくして、古本屋で同じ本を見かけた時には、高値がついており、過去の自分が馬鹿な選択をしたと感じたそうです。

このように、目先の楽しみにお金を使ってしまうことは、貧乏になる道であり、お金持ちになれる道ではないのです。

おそらく、皆さんも振り返っていると、貧乏になる道を通ってしまっている心当たりがあると思います。

そのため、本当にお金持ちになりたいのなら、目先の快楽を我慢する力をつけて、長い目で見た利益を第一に考えることが大切です。

 

本書では、この記事では紹介しきれていない、できる人がやっているルールがまだまだ紹介されています。

そのため、仕事でもっと活躍したい、人生をより良くしたいと考えている方は、ぜひ本書を読んでみてください!

 

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ではでは。

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