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【要約&書評】コアリーディング たった1冊読んで人生を変える読書術

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今回は、パク・サンベさん著の『コアリーディング たった1冊読んで人生を変える読書術』を紹介していきます!

皆さんには、何冊も本を読んでいるが自分を変えることができないといった悩みはないでしょうか?

本書はそういった方に役立つ1冊です!

本書の著者であるパクさんは、韓国で有名な読書コンサルタントとしてご活躍されています。

本書では、そんな著者によって、たった1冊から人生を変えるための本の読み方が紹介されています。

この記事では、その本書のなかから、なぜ本を読んでも変われないのか?コアリーディングの出発点、コアリーディングの3つのステップについて紹介していきます!

コアリーディングの要約

なぜ本を読んでも変われないのか?

読書によって人生が変わった、この本を読んだことで成功したという人もいれば、何冊本を読んでも変わることができない人もいます。

では、なぜ何冊本を読んでも、変わることができないのか?

それは、その本の核心となるコアをつかむことができていないからです。

どんなにたくさんの本を読んだとしても、コアを把握することができなければ、読書に費やした時間は、全く無駄なものとなってしまいます。

では、コアとはなんなのか?

もしかしたら、コアとはその本の中で、著者が1番伝えたい部分、大切な部分だと思われるかもしれませんが、それは必ずしも正解とは言えません。

コアとは、あなたが抱える問題を解決する核心となる部分のことです。

コアを把握して、それをアウトプットすることで、あなたの問題が解決して、変化をもたらすことができるのです。

逆に、自分にとってのコアをその本から見つけることができなければ、あなたの問題は解決されず、何も変化は起きません。

だからこそ、いくら本を読んでも、なんとなく読んでいるだけでは、変わることができないのです。

むしろ、少ない冊数でも、きちんとコアを見つけて、それを実践することができれば、人生を劇的に変えることができるのです。

そして、そのコアを見つけるための読書術が、本書のタイトルにもなっている、コアリーディングなのです。

では、続いては、そのコアを見つけるための、コアリーディングの出発点となる、コアクエスチョンについて紹介していきます!

 

コアリーディングの出発点

コアリーディングにおいて、まずコアクエスチョンを持つことが、最も重要です。

では、コアクエスチョンと単なる疑問は何が違うのか?

好奇心から生まれたものかどうかであると本書で書かれています。

好奇心があるからこそ、問いが生まれます。

そして、好奇心を持って問い続けることで、自分だけの新たな観点や考えを生み出すことができるのです。

皆さんも、興味のないことに対して、わざわざ疑問を持ったり、そこから調べて、自分なりの考えを出そうとはならないと思います。

そのため、当たり前のように思えるかもしれませんが、まずはあなたが好奇心があって、疑問に思っているのかが大切です。

そこで、コアクエスチョンを持つためには、まずはあなたが解決しなければいけない問題を考えましょう。

あなたが解決しなければいけない問題こそが、あなたがその本を読む目的になります。

本書では、人生において解決しなければいけない問題は、大きく次の3パターンに分類されると書かれています。

 

①すでに起こっている問題

②今はうまくいっているが、もっとうまくやってみたい問題

③まだ起きていないが今後どうするかという設定型の問題

『CORE  READING』より

 

この3つのパターンから、自分が解決しなければいけない問題を考えることができたら、次はそれをコアクエスチョンに落とし込んでいきます。

簡単な例ですが、もし定時で帰れるようにしたいという問題を抱えていたとしたら、「無駄な仕事を減らす方法はないだろうか?」というコアクエスチョンを考えることができます。

このように、コアクエスチョンを考えることによって、目的を持って読書をすることができ、自分が変わるために必要な情報を見つけやすくなります。

そのため、まずはコアクエスチョンを考えるところから始めていきましょう。

 

コアリーディングの3つのステップ

コアリーディングの3つのステップは次のとおりです。

 

①核心を探す

②核心を読み込む

③核心を整理し、実行する

『CORE  READING』より

 

ステップ1の核心を探すでは、まずは自分のコアクエスチョンを解決するためのコンテンツがその本の中に書かれているかを見抜いていきます。

そのためには、プロローグ(はじめに)、目次、エピローグ(終わりに)の三箇所を確認しましょう。

まずプロローグには、その本が誰に向けて書かれているものなのか、そしてどんな内容が書かれているのかが示されています。

そのため、プロローグをみて、その本に自分が知りたいことが書かれていそうかを確認していきます。

また、プロローグの中に、印象に残ったワードや、「同僚の〇〇さんは、いつも仕事が早いけど、この本に書かれていることと同じことをやっているのかな?」など、疑問や浮かんできた考えがあれば、余白部分にメモをしておきましょう。

自分の考えをメモしておくことで、のちに自分の問題を解決に役立つアイデアの種になります。

続いて、目次を読むことで、本の内容を理解することができ、どこに自分の知りたい内容が書かれているか、具体的に知ることができます。

本書では、目次を読むときは、3色ボールペンを使って優先順位を決めることがおすすめされています。

 

①赤色→コアクエスチョンに関するヒントがありそうな、確認必須のコンテンツ。目次全体の20%前後に収めるようにする

②黄色→確認必須とまではいかないが、問題解決にあたって好奇心が湧いたコンテンツ

③青色→コアクエスチョンとは、直接関係はないが、新しい知識が得られそうであったり、他の問題解決に役立ちそうなコンテンツ

 

この3つの色で目次を分けて、赤色、黄色、青色の順で優先的に内容を読むようにしましょう。

最後にエピローグには、内容の全体的な振り返りがあることがあります。

そのため、エピローグをみることで、本の内容がざっくりと掴めたり、自分の問題解決に有益な情報が載っているかを確認することができます、

以上、プロローグ、目次、エピローグの三箇所を読んで、まずはその本が自分にとって有益な本なのか、読むべき本なのかを考えていきます。

そうすることで、自分にとって役に立たない本を読むことで、時間を無駄にしてしまうことを減らすことができます。

続いてステップ2の核心を読み込むでは、目次で赤色をつけた、確認必須コンテンツを読み込んでいきます。

著者が重視する部分ではなく、自分の問題解決の糸口に該当する部分にマーカーを引いていきましょう。

そして、マーカーを引くことができたら、そこからさらに一歩進んで、マーカーを引いた内容をもとに、実行可能なアイデアを考えて、本の余白に書き込んでいきます。

本書では、実行可能なアイデアを考える際の注意点として、次の3つを挙げています。

 

①まずは小さく始める

②長く考えすぎない

③柔軟に変更・修正する

『CORE READING』より

 

そして、確認必須なコンテンツを読み終えたら、各項目の内容を自分の言葉で整理して、自分だけの見出しをつけていきます。

例えば、私は、本書の目次にある「コアリーディングの出発点「コアクエスチョン」」を、「なんとなく読み進めないために考えるべき1つのこと」と見出しをつけてみました。

このように、自分の問題解決に沿って、自分だけの見出しをつけることで、後で目次を読み返したときに、すぐに自分のアイデアや大切だと感じた内容を思い出すことができます。

以上が、ステップ②の核心を読み込むの内容です。

最後にステップ③では、核心を整理し、実行していきます。

本書では、核心の整理法として、次の3つを紹介しています。

 

①ふせん整理法

→アイデアを書いたページや重要な箇所にふせんを貼る

②フィードバック整理法

→10点満点でその本の点数を記録して、その理由を分析する

③コアアイデア整理法

→本で見つけたアイデアのうち、最も重要なものを1〜3個を記録する

『CORE  READING』

 

この3つの方法をもとに、核心を整理することで、自分がこれから何を実行するべきか、わかりやすくまとめることができます。

以上が、本書で書かれているコア・リーディングのやり方です。

これまで、なんとなく本を読んでしまっていたという方や、何冊よんでも変わることができなかったという方は、ぜひ試してみてください!

 

本書では、この記事では紹介しきれていない、CORE  READINGのポイントがまだまだ書かれています。

また、CORE READINGによって、金持ち脳を手に入れる方法や、10年先の安定を手に入れる方法も書かれておりますので、興味のある方は、ぜひ本書を読んでみてください!

 

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ではでは。

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