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【要約&書評】「内向的な人」の幸福戦略

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今回は、精神科Tomyさん著の『「内向的な人」の幸福戦略』を紹介していきます!

皆さんには、人といると気づかれしてしまう、普段からあれこれ考えすぎてしまうという悩みはないでしょうか?

本書はそういった方におすすめの1冊です。

本書の著者であるTomyさんは、精神科医として働かれながら、Xのフォロワー数39万人越えであったり、テレビやラジオに多数出演するなど、多岐にわたってご活躍されています。

本書では、そんなTomyさんによって、内向的な人が幸せに生きるためのコツや考え方がたくさん紹介されています。

この記事では、その本書の中から4つのコツと考え方を厳選して紹介していきます!


「内向的な人」の幸福戦略の要約

人と長時間いると疲れてしまう

誰かと一緒にいると、気遣いや配慮をしてしまい、疲れてしまいます。

また、「相手は何を考えているのかな?」「つまらないと思われていないかな」など、色々と考えてしまうと思います。

そのため、長時間誰かと一緒にいて疲れるのは、あなたが内向的な人だからではなく、当たり前のことなのです。

もちろん、一緒にいる相手によって、疲労度は変わります。

すでに仲良くなっている人であれば、お互いにどんな人間かわかっているため、それほど脳のエネルギーを使わなくても、長い時間一緒にいることができます。

一方で、初対面の人や上司など自分よりも立場が上の人の場合は、気遣いや配慮をしなくてはいけないため、そんなに長い時間を一緒に過ごしていなかったとしても疲れてしまいます。

私の職場は、基本的にはリモートワークですが、月に1回から2回ほど出社があります。

普段からTeamsの会議で話しているとはいえ、リアルにあって一緒に仕事をすると、家で仕事をしているときよりも、考えることが増えてしまい、どうしても気疲れしてしまいます。

そこで人と一緒にいて疲れてしまうという人は、相手によって一緒にいる時間を調整することが大切です。

Tomyさんは、「楽しくて、もうちょと一緒に居たいけどな」と思うタイミングで切り上げるのはおすすめだと本書で書かれています。

長時間一緒にいて、しんどいなと感じてしまうと、お互いに、「また会いたいな」と思うことができません。

そこで、もうちょっと一緒にいたいなと思うくらいのタイミングで切り上げることで、お互いに「また会いたいな」と思えるようになりますし、好感度も高くなります。

そのため、人といることに苦手意識を感じている方や、疲れてしまうという方は、相手によって一緒にいる時間を調整するようにしてみてください!

 

自分から話しかけるのが苦手

自分から話しかけることは、本当に大変ですよね。

私も今の会社に入ったばかりの時は、周りに話しかけることができず、話しかけられるのを待ってばかりでした。

私の場合は運のいいことに、どんどん話しかけてくれる先輩ばかりだったのですが、当然話しかけられるのを待っても、一向に話しかけてもらえないこともあると思います。

そして、なかなか話しかけてもらえないと、「自分は周りから興味を持ってもらえない、魅力のない人間なんだ」と自己批判をしてしまうこともあるかもしれません。

しかし、本書では話しかけられないのは魅力がないからではないと書かれています。

普通に考えたら、目の前に魅力的な人がいても、いきなり声をかけないと思います。

魅力的だからといって、知らない人に声をかけるのは、ナンパ師くらいです。

では、一部の人は声をかけられるのか?

それは、自分から話しかけそうな雰囲気があるからこそ、周りも安心して声をかけているのです。

むすっとして、下を向いている人よりも、笑顔であったり、挨拶をしてくれる人の方が、当然声をかけやすいですよね?

このような、「私はコミュニケーションを取りたいんですよ」という雰囲気を出すことで、周りから声をかけられやすい人になることができます。

また私も経験があるのですが、自分から声をかけるのが苦手な人は、「うまく話ができなかったらどうしよう」「反応が良くなかったらどうしよう」など、色々と考えすぎてしまっているのです。

あなたが周りから話しかけられたら嬉しいように、他の人も話しかけられると嬉しいものなのです。

そのため、自分から話しかけるのが苦手だという方は、笑顔で挨拶をするなど、コミュニケーションに前向きな雰囲気を出すことを意識してみてください!

 

 

過去のミスを引きずってしまう

仕事でミスをしてしまうと、仕事後も引きずってしまい、夜もあまり寝付けなくなってしまうということはないでしょうか?

もしくは、周りの人にとって、そのミスは過去のものになっているのに、あなただけ、ずっとミスが起きた直後の気持ちのままになってしまっているかもしれません。

また人によっては、何年も前のミスをふと思い出してしまうという方もいると思います。

実は私も前職でのミスを、なぜか今になって思い出してしまい、気持ちが沈んでしまうことがあります。

そこで本書では、過去のミスを引きずってしまう人に必要なのは、自分の心の時間を進めること、すなわち次のステップに進むことであると書かれています。

次のステップに進むためには、ミスが起きたことは過去のこととして、それに対して何ができるかを考えて実行するしかありません。

また過去のミスをクヨクヨ考えてしまうときは、頭がお暇になってしまっている状態です。

目の前のことに集中できていないからこそ、過去のミスのことばかり考えてしまうのです。

だからこそ、過去のミスを引きずらないようにするためには、目の前のことに集中して、そのミスから何が学べるのか、どう改善するのかを進めていくことが大切です。

そうすることで、頭の中のモヤモヤが晴れていき、次は成功することができます。

さらに、反省から学び、次の成功へと繋げることができると、自分への評価が高まり、自己肯定感を高めることができるのです。

そのため、過去のミスを引きずってしまうときは、ネガティブな思考を一旦ストップさせて、そこから何を学び、どう改善につなげるかを考えるようにしてみてください!

 

職場でうまく馴染めない

内向的な方の中には、職場では自分だけ浮いていて、うまく馴染めていないと感じている方もいると思います。

仕事の時間は1日の起きている時間の大部分を占めているので、職場に馴染めていないと感じてしまうのは、とても辛いですよね?

しかし、実際に周りの人から、「あなたは浮いている」と直接言われたことはないのではないでしょうか?

実際にTomyさんが患者さんから、職場に馴染めていないと相談されたとき、話を聞くと、多くの場合は「決してそんなことはないんじゃないか」と思うケースが多いようです。

そのため、多くの場合、問題はあなたが職場に馴染めていないことではなく、あなたが他人の目を気にし過ぎるあまり、自分が浮いていて、職場に馴染めていないと思い込んでいるからなのです。

では、どうすれば他人の目を気にせずにいることができるのか?

本書では、他人軸ではなく、自分軸で考えることが大切だと書かれています。

他人の目が気になってしまうときは、自分がやりたいことや、やるべきことを中心に考えることができず、自分が他人からどのように見えるかを意識しすぎています。

そこで自分軸で考えるためには、淡々と自分の仕事に集中することが大切です。

職場というのは、他の人と仲良くするところではなく、仕事をする場です。

仕事がちゃんとできていれば、全く問題ないのです。

だからこそ、他人の目が気になってしまうときは、目の前の仕事に集中することが大切です。

そして、もし問題が起きた時には、周りの人に「どうしたらいいかな?」と仕事を介意してコミュニケーションをとるようにしましょう。

そうすることで、自分の仕事に集中することができ、自分が職場に馴染めているかどうかなんて、気にならなくなります。

そのため、職場で馴染めているか不安に感じてしまうときは、目の前の仕事に集中するようにしてみてください!

 

本書では、この記事では紹介しきれていない、内向的な人が幸せに生きるためのコツがまだまだ紹介されています。

そのため、内向的な自分に悩んでいるという方は、ぜひ本書を読んでみてください!

 

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ではでは。

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