今回は、堀江貴文さん著の『いつまで英語から逃げてるの?』を紹介していきます!
皆さんには、英語ができるようになりたいけど、英語学習がなかなか続かないという悩みや、この先本当に英語を学ぶ意味はあるのか?といった疑問はないでしょうか?
本書はそういった方に役立つ1冊です。
本書では、世界を相手にビジネスをしている堀江さんの、これからの時代の英語論について書かれています。
そのため、本書読むことで、なぜこれからも英語を学ぶ必要があるのか、またこれからの時代はどのように英語を学んでいけばいいのかを知ることができます!
この記事では、その本書の中から、AI時代でも英語を学ぶ必要がある理由、あなたはなぜ英語を学ぶのか?、次々に教材をハシゴしろ!の3つについて紹介していきます!
いつまで英語から逃げてるの?の要約
AI時代でも英語を学ぶ必要がある理由
これからはAIが会話も自動通訳してくれるから、外国語を学ぶ必要はなくなると考えている方もいるかもしれません。
実際に、chatGPTに日本語の文章を英語に変換してほしいと頼めば、すぐに英語の文章にしてくれますし、DeepLのような高精度の翻訳ツールも登場しています。
また私が最近youtubeでみた、AI搭載のcopilot + PCのデモ動画では、ビデオ会議上でほぼリアルタイムに翻訳してくれる機能が紹介されており、AIを活用すれば、英語が話せなくても世界中の人と会話をすることが可能になる未来も、そう遠くないのではないかと感じました。
そんなAI時代に、本当に我々日本人は本当に英語の勉強をする必要があるのでしょうか?
本書では、AI時代においても、日本人にとって英語を学ぶ必要であると書かれています。
大きな理由として、日本語と英語の文法の違いがあげられます。
例えば、私は毎日英語を勉強しますを英語にすると、「I study English everyday.」になります。
英語では主語の後に動詞が続くのにたいして、日本語では動詞が最後にきています。
そのため翻訳ツールは、最後まで文章を聞かないと、英語に変換することができないため、タイムラグが生じてしまいます。
このタイムラグが会話中にずっと起こっていては、お互いにストレスを感じてしまいます。
さらに、日本語では「今日ごはん行かない?」と食事に誘うことが多くあると思いますが、ご飯を英語にすると、「rice」になってしまい、伝えたいことが上手く伝わらなくなってしまう可能性があります。
もちろん、今後AIが進化していくことで、翻訳ツールの精度がさらに上がる可能性がありますが、翻訳ツールを使うよりも、実際に自分で話した方が会話はスムーズに進みます。
また人間には、直に生身の人間同士でコミュニケーションをとりたいという本質的な欲求があります。
そのため、翻訳機などを使って会話をするよりも、多少つたなくても、自分の言葉、自分の声で会話ができた方が、相手との関係を築きやすくなります。
だからこそ、AIが会話をサポートしてくれるようになったとしても、英語でコミュニケーションはとれるようになるべきなのです。
あなたはなぜ英語を学ぶのか?
英語ができるようになりたいという人は多くいますが、具体的に何で英語ができるようになりたいのか?まで考えることができているでしょうか?
何で英語ができるようになりたいのか?という質問をすると、話せるようになった方がいいから、仕事で使えるかもしれないからといった、ふわっとした考えの人が多いのではないかと思います。
英語の勉強を始めるきっかけは何でも大丈夫です。
実際に私も本業では、英語を使って仕事をしていますが、英語学習を始めたのは、大学時代に必修単位の免除と報酬金をもらうために、TOEICの勉強を始めたことでした。
始めるきっかけは何でもいいのですが、何でできるようになりたいのかは、フワッとしていてはダメです。
日常会話ができるようになりたい、ビジネス英語ができるようになりたいというレベルの解像度では、範囲が広すぎるため、どのように勉強をすればいいか分からなくなってしまいます。
また理由が抽象的だと、英語を勉強しても、今覚えたことが具体的にどういったときに使えるのかが分からず、興味が持てなくなってしまいます。
その結果、英語の勉強を始めたとしても、三日坊主で終わってしまい、結局英語ができないままになってしまうのです。
私は大学時代にTOEIC975点と英検1級を取得しましたが、今の仕事に就いた時、海外のお客様との英語でのやり取りが、全然上手くできませんでした。
電話対応では相手の言っていることが、ほとんど聞き取れず、トラブルになってしまうこともありましたし、英文メールの作成には時間がかかってしまい、先輩から怒られてしまうこともありました。
ですが、ちゃんと仕事ができるようになりたいという一心で、先輩の電話ログを何度も聞いたり、過去に先輩が書いた英文メールを読みあさることを繰り返したことで、半年ほどで問題なく仕事をすることができるようになりました。
もちろん、大学時代にそれなりに英語の勉強をしていたこともあり、ゼロから始める人よりは上達が早かったかもしれません。
それでも、今の仕事でちゃんとお客様の対応ができるようになりたいという理由があったからこそ、先輩の会話を聞いたり、英文メールを読んだときにも、「こういった表現がよく使われるのか」「こうやって伝えれば、言いたいことが伝わるのか」など、興味をもって勉強することができ、積極的に実践で繰り返し使ったことで、より早く上達することができたと思います。
私のように、今の仕事で英語対応ができるようになりたいという理由以外にも、外国の人と自分の好きなアニメや映画の話しができるようになりたいといった趣味を理由にしてもいいと思います。
趣味の話ができるようになりたいのであれば、自分の好きな作品のレビューが英語で書かれたサイトやyoutubeの動画を使うことで、自分の言いたいことは英語にするとこんな表現になるのか!と興味を持って、英語を学べるようになると思います。
そのため、英語ができるようになりたいと思ったら、ぜひ「自分は何で英語ができるようになりたいのか?」「何を英語で伝えたいのか?」を考えてみて下さい!
次々に教材をハシゴしろ!
皆さんは、英語を学ぶ上で一番大切なことは何だと思いますか?
単語をたくさん覚えることでしょうか?文法を勉強することでしょうか?
色んな要素が考えられると思いますが、英語を学ぶ上で一番大切なことは、毎日英語に触れることです。
そんなの当たり前じゃんと思われるかもしれませんが、この当たり前を実行するのが意外と大変なのです。
実際にあなたにも、英語に限らず、何かの勉強をしようと教材を買ったけど、イマイチ面白くなくて、続けられなかったという経験があるのではないでしょうか?
また一度読んだけど、なかなか覚えることができず、嫌になってしまったという方もいるかもしれません。
英語は日本語と同じく、言語です。
日本語の漢字だって、一回や二回見たり書いたりしたくらいでは、覚えられなかったものがたくさんあるはずです。
漢字だってそうなのに、一度や二度読んだくらいで、英語を完璧に覚えられるようになるはずがありません。
色んな文章や会話の中で、繰り返し見たり聞いたりすることで、徐々に色んな単語や表現を覚えることができ、自分でも自然と使うことができるようになります。
だからこそ、英語は毎日触れ続けることが大切であり、毎日触れるためには、イマイチだなと感じた教材はその場で辞めて、次の教材に移ってしまってもいいのです。
そして、あなたにハマった教材があれば、それを覚えられたか覚えられなかったかは気にせず、その教材にどハマりすることが大切です。
そうすれば、自然と毎日英語に触れることができますし、徐々に英語を身につけることができます。
そのため、イマイチだなと思ったら、それを無理に続けようとするのではなく、さっさと次の教材に乗り換えるようにしてみて下さい!
私の過去の動画では、勉強法について書かれた動画や習慣化について書かれた本を数多く紹介しております。
概要欄にもオススメの動画を載せておりますので、ぜひ参考にしてみて下さい!
本書では、この記事では紹介しきれていない、堀江貴文さんのこれからの時代の英語論について、まだまだ書かれています。
また世界で活躍する7名のインタービューも掲載されており、彼ら彼女らがどのように英語を身につけ、それをビジネスへつなげていったのかを知ることができます。
そのため、英語ができるようになりたいという方は、ぜひ本書を読んでみて下さい!
『いつまで英語から逃げてるの?』の購入はこちらから!
ではでは。