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【要約&書評】最強のコミュ力のつくりかた

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今回は、鈴木祐さんの著の『最強のコミュ力のつくりかた』を紹介していきます。

皆さんは、コミュニケーションの苦手意識がある、言いたいことがうまく伝わらないといった悩みはないでしょうか?

本書はそういった方に役立つ1冊です!

本書では、日本一の文献オタクと呼ばれている著者によって、3128の科学データから編み出した、コミュ力のつくり方について解説されています。

この記事では、その本書の中から、伝わらないのはあなたに魅力がないからだということ、魅力を高めるために大切な3つの要素について紹介していきます!

 

 

最強のコミュ力のつくりかたの要約

伝わらないのはあなたに魅力がないから

うまく話せない、伝えたいことがうまく表現できないなど、コミュニケーションに対して悩みを持っている方は多くいます。

実際に話し方について書かれた本を読んで、話術や表現力、ボディーランゲージなどを学んだことがある方もいると思います。

こういったスキルは、一般的にはコミュニケーションを改善する上で効果的なものだと考えられています。

しかし本書では、どんなテクニックを使ったとしても、ある一つの要素を基礎に置かない限り、コミュニケーションは改善されないと書かれています。

その要素とは、魅力です。

うまく話せない、言いたいことが相手に伝わらないといったコミュケーションの悩みは、全て魅力がないことが原因なのです。

人としての魅力が備わらない限り、いくら話し方のテクニックを学んだとしても、コミュニケーションの問題は解決しません。

実際に皆さんも嫌いな人のいうことは、どんな言い方をされても、真剣に聞かないと思います。

嫌いな人からは、例え優しく話されたとしても、「いつもと雰囲気が違って気持ちが悪いな」「何か企んでいるのかな」と感じてしまうのではないでしょうか?

皆さんの経験からも、コミュニケーションにおいて魅力が大切であることは感じられると思います。

それに加えて、ニューサウスウェールズ大学が456人の陪審員を対象に行った実験でも、魅力がコミュニケーションに大きな影響を与えていることがわかりました。

この実験では、殺人事件の模擬裁判を行い、参加者にそれぞれの調査官に対してどれだけ魅力を感じたのかと調査官が提出した証拠の説得力を採点してもらいました。

その結果、魅力がある調査官ほど、提出した証拠も説得力が高いと判断されたのです。

もしかしたら、コミュニケーションの問題は、あなたに魅力がないことが原因だと聞いた時には、反発したい気持ちがあった方もいるかもしれません。

ですが、実際の実験からもわかっている通り、コミュニケーションにおいて魅力は、とても大事な要素であり、魅力がない状態では、どんなテクニックを使っても効果はないのです。

では、どうすれば魅力を高めることができるのか?

魅力というと、容姿端麗といったように、見た目がよくないといけないと感じてしまうかもしれません。

しかし、ルックスによる魅力は長続きしないことが、実際の研究からわかっています。

そこで魅力を高めるためには、人が相手を判断するときに使う査定システムの判断ポイントを抑えましょう。

人はあらゆる要素をもとに相手を判断しますが、これまでの研究から人が使う査定システムは次の3つの要素をもとに、査定が行われていると本書で書かれています。

 

①嘘が多い

②感情が幼い

③性格が悪い

『最強のコミュ力のつくり方』より

 

この3つの要素は、どの文化圏の調査でも確認されたものであり、ほぼ全ての人類がもつ査定ポイントであると考えられています。

そのため、もしあなたがこの3つの要素のいずれかに該当すると、相手に判断されてしまうと、魅力がないと感じられてしまい、コミュニケーションに問題が発生してしまうのです。

そのため、魅力を高めるために、この3つの要素に当てはまらない人になる必要があります。

続いては、それぞれの要素について、詳しく紹介していきます。

 

嘘が多い

嘘をつく人は魅力的ではないことは容易にわかることだと思います。

しかし、ここでの嘘とは自分の利益のために悪意をもって相手を騙すことだけではありません。

相手にいい印象を与えようと思って本心ではないことをいう、上の立場の人にお世辞をいう、自分の価値観や欲望をうまく表現できないといった嘘も含まれます。

このような状態は真正性が低いと言われており、周囲からは八方美人、何を考えているのかわからない、表面的に見えるなど、マイナスな評価を持たれてしまいます。

さらに、自分に嘘をつく人は、心の奥で負荷を感じ続けてしまい、結果的にコミュニケーションが下手になってしまうのです。

ハーバード・ビジネス・スクールが企業家を集めて行った実験では、投資家の好みや期待に合わせてプレゼンを行うように言われたグループよりも、自分を偽らずに好きなようにプレゼンをするように指示されたグループの方が投資家からの評価が高かったのです。

一見、投資家の好みや期待に合わせてプレゼンをする方が、投資家からの評価も高まるのではないかと感じると思います。

しかし、実際には自分を偽らずに、素の自分を出す方が魅力が上がり、相手からの評価も高まるのです。

その理由について本書では、3つの理由を挙げています。

1つ目が脳のリソースの減少です。

相手の期待に応えようとすると、相手の反応が変わるたびに、対応を変える必要があります。

そうなると、話しながら「今の反応はよくなかったから別のスライドを見せた方がいいのかな?」「今の反応は良さそうだ」など、いろんなことを考えるようになってしまいます。

それでは、脳のリソースが多く割かれてしまい、自分のアイデアを的確に伝えることに集中することができなくなってしまうのです。

続いて2つ目の理由が流暢性の低下です。

心理学においての流暢性とは、雑念にとらわれずに行動できるかどうかを意味しています。

流暢性が高い状態だと、目の前のことに集中することができ、高いパフォーマンスを発揮することができます。

しかし相手の期待や好みに合わせようと会話をしてしまうと、普段のような話し方はできず、流暢性が下がってしまうのです。

最後に3つ目の理由が、感情の伝染です。

あなたの気分は、あなたがそれを表に出そうとしていなくても、周囲に伝わってしまいます。

そのため、自分に嘘をつきながら話していると、うちに秘めているネガティブな感情が周囲にも伝染してしまい、場の空気を悪くしてしまうのです。

以上、脳のリソースの減少、流暢性の低下、感情の伝染の3つの理由により、自分を偽って話すことで魅力が下がってしまいます。

では、嘘をついてしまう人はどのように対策していけばいいのか?

本書では、メタトークがおすすめされています。

メタトークについて、本書では次のように書かれています。

 

メタトークとは、会話のなかで頭に浮かんだ思考や感情、またはコミュニケーションの流れそのものを言葉で表現する手法のこと。

『最強のコミュ力のつくり方』より

 

素の自分を隠してコミュニケーションを取ろうとしてしまったら、いったん会話からは離れて、どのようにコミュニケーションを進めているのか、そのコミュニケーションによって、どのような心の動きがあったのかを考えて、それを言語化していきます。

例えば、仕事の話をすると不機嫌になる上司がいるとします。

普段は気にしないふりをしてやり過ごしたり、自分は悪くないのに謝ってしまったりしてしまうと思います。

しかしそこで、いつも仕事の話をすると不機嫌になることが多いです。あなたが不機嫌だと私は焦ってしまい、思うように話せなくなってしまいます。私がうまく話せないと、あなたはさらに不機嫌になってしまい、私も頭の中はパニックになってしまいます。と伝えてみましょう。

メタトークによって、相手との会話の流れに焦点を合わせて話すため、口論とは一歩引いた視点を維持しやすい上に、あなたの真正性を高めることができます。

そのため、嘘をついて話してしまうことが多い方は、ぜひメタトークを使ってみてください!

 

感情が幼い

感情が幼いとは、感情のコントロールがうまくできずに、心の余裕や精神の安定がない状態です。

感情のコントロールがうまくできない人は、トラブルによる不快な感覚に耐えることができず、自分の身を守ろうとします。

その結果、相手の気持ちを考える余裕がなくなってしまうのです。

そして、周りからは空気が読めない、態度がかたい、話を聞かないと思われてしまいます。

一方で感情をコントロールする力があることで、周りからは有用性が高い人物だと思われます。

私たちの祖先がまだ狩りをしていた時代は、生き残る力が高い人ほど人気がありました。

それは現代の我々にも引き継がれており、頭がいい人や仕事がいい人、収入が高い人は周りから人気を集めています。

私たちの脳が有用性を判断する際には、有用なスキルと知識、感情をコントロールする力の2つをもとに評価しています。

しかし有用なスキルや知識があったとしても、感情のコントロールができなかったとしたら、トラブルが起きたときに頼りにならない、問題の解決にすぐに取り掛かる行動力がないとみなされてしまいます。

そのため、感情が幼い人は、魅力が低いと周りから思われてしまうのです。

では、感情のコントロールがうまくできない人は、どのように対処すればいいのか?

本書では、不快プランニングがおすすめされています。

不快プランニングとは、嫌なことを計画的に行うエクササイズです。

筋トレや運動をする時のように、計画的に負荷を高めていって、慣らしていきます。

不快プランニングでは、自分が苦手だと感じているコミュニケーションを挙げて、最も苦手なコミュニケーションを選びます。

選んだコミュニケーションを最終的な目標にして、それよりも不快感が低く済むコミュニケーションを考えて、それぞれに不快感レベルの点数をつけます。

そして不快感レベルが低いものから順に試していき、徐々に不快感になれるようにしていき、最終的に最も苦手なコミュニケーションを克服することで、感情をコントロールする力をつけていくのです。

本書では、不快プランニングのやり方が詳しく解説されておりますので、ぜひ参考にしてみてください!

 

性格が悪い

性格が悪いとは、優しさや親切さ、共感力などの印象が少ない状態です。

周りからは、傲慢や攻撃的といったイメージを持たれてしまいます。

性格が悪い人は、専門的には人格性が低いと言われており、人の話に割って入ってくる、相手の言葉をすぐ否定する、求められてもいないのにアドバイスをするといった行動が見られます。

性格が悪い人は嫌われることは当然のことですが、実は嘘が多い、感情が幼いに比べて解決が難しいのです。

その理由は、性格が悪い人の多くは、自分はトークが上手い、他の人よりも魅力的だと考えているからです。

性格が悪い人のコミュニケーションは威圧的ですが、それを指摘する人はほとんどいません。

そのため、本当は相手は関わるのがめんどくさくて、そうですねと適当に言っているだけなのに、本人には相手に言いたいことが伝わった、また議論に勝ったと判断してしまうのです。

その結果、自分では気づくことができなくなってしまうのです。

では性格が悪い人は、どのように対処すればいいのか?

本書では、人格性の構文というワークがおすすめされています。

人格性の構文では、次の3つの手順で伝えたいことを組み立てていきます。

 

①事実の提示 「あなたが(相手の行動)をすると」

②感情の表現 「私は(自分の感情)だと感じます」

③要求の提案 「そのため、わたしは(相手に求める行動)をしてほしいです」

『最強のコミュ力のつくり方』より

 

この構文をもとに、伝えたいメッセージを考えることで、威圧的に話してしまうことを防ぐことができます。

例えば、同僚から仕事を押し付けられて腹を立てたとき、「なんで押し付けるんだよ」と威圧的に話すのではなく、次のように伝えてみましょう。

「あなたが、わたし仕事を押し付けようとすると、わたしも忙しいのに仕事を押し付けられて怒りを感じます。そのため、自分の仕事はなるべく自分で対応するようにしてください」

このように、人格性の構文を使って話すことで、威圧的に話してしまうことを防ぐことができ、徐々にあなたの人格性を上げることができます。

威圧的に話してしまうことに覚えがある方は、ぜひ人格性の構文を試してみてください!

 

この記事では、あなたの魅力を下げてしまう3つの要素について紹介してきました。

本書では、それぞれの要素について、まだまだ詳しく書かれています。

また、3つの要素を伸ばした上で、上級編としてカリスマ性のつくり方も解説されています。

そのため、コミュニケーションの問題が解決できなくて悩んでいるという方は、ぜひ本書を読んでみてください!

 

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ではでは。

 

 

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