「勉強に集中できない、、、」
「仕事に集中できない、、、」
このように、なかなか集中力が上がらないと困った経験をしたことがある方は多いと思います。
最近では、集中力を高めるためにスマートドラッグと言われるものを使っている人もいるそうです。
実際にアメリカの大学生の5人に1人が、集中力を高めるためや、眠気を覚すためにスマートドラッグを使っているという調査結果も出ています。
スマートドラッグと言っても、中には規定量を守れば安全なものもありますが、健康面や法律的にグレーなものもあるそうです。
実際にこの記事を読んでくださっている方の中にも、または周りの方で、スマートドラッグを使用している方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、スマートドラッグのような、本当に安全か分からないようなものに頼らなくても、超絶簡単に集中力を高める方法があります。
というわけで今回は、その超絶簡単に集中力を高める方法について紹介していきます!
アニメーションを使った解説動画をYouTubeに挙げています!
よろしければ、ご覧ください!
超絶簡単な集中力を高める方法とは!?
薬に頼らなくても簡単に集中力を上げる方法とは、締め切りを決めることです!
○○時〇〇分までに、この仕事(宿題)を終わらせる。
というように、締め切りを決めることで、集中力を高めることができます。
本当に、締め切りを決めるだけで集中力が上がるのか?と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、振り返ってみると、大学のレポートや仕事の資料など、提出期限が決まっているからこそ、何とかその期日までに仕上げることができた経験があると思います。
夏休みの宿題など、提出期限が1ヶ月以上先のものは、最初はなかなか集中してできなくても、夏休みの終盤、もうそろそろ学校が始まると実感し始めてから、集中して取り組めたという人も多いと思います。
人は締め切りがあると、それに間に合わせようとするため、自然と集中力が高まります。
実際に、ダン・アリエリーという行動経済学を研究している方がデューク大学の教授が、マサチューセッツ工科大学で行った実験でも、締め切りを決めることが効果的であることが結果として出ています。
この実験では、大学生を対象に、3週間で10ページのレポートを3本校正する仕事が与えられました。
校正できたレポートの本数によって、大学生に報酬が渡されます。
大学生は次の3つのグループに分けられました。
①3週間後にまとめて3本提出するグループ
②1週間に1本提出するグループ
③自分で締め切りを設定するグループ
この実験の結果、②の1週間に1本提出するグループが、一番校正に時間をかけて、ほとんどのミスを見つけました。
次に多く時間をかけて、多くのミスを見つけたのは、③の自分で締め切りを設定するグループでした。
そして、①の最後にまとめて3本提出するグループは、一番校正にかけた時間が少なく、また見つけたミスも一番少ないという結果が出ました。
ここからわかることは、厳しい締め切りを設定することで、より生産性が高まるということです。
生産性が高まっているということは、その作業にかける集中力も高まっていると考えられます。
このように、実際に行われた研究からも、締め切りを設定する効果は実証されています。
この締め切りを設定するという方法はとても簡単で、すぐにできます。
例え、課題のように提出期限が決まっているものでなくても、今から10分後までに問題を30問とくぞ、今日の20時までに10ページ進めるぞなど、すぐに自分で設定することができます。
さらに、現段階では安全性がわからないスマートドラッグのように危険性もありませんし、お金も一切かかりません。
たった、締め切りを設定するという簡単なことだけで、我々の集中力を高めることができるのです。
集中力が上がらなくて作業が思うように進まない、、、という悩みをお持ちの方は、ぜひ締め切りを設定するという方法を試してみてください!
ではでは。