今回は、ミニマリストしぶさんが書かれた『手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択』という本を紹介していきます!
皆さんの部屋は、モノで溢れていないでしょうか?
私はというと、なるべく必要なものだけを残して、それ以外は全部売ったり捨てたりしたことで、かなりスッキリとした部屋にすることができました!
ですが、私の部屋も以前は物が多く、床が一切見えていませんでした(笑)
いわゆる汚部屋というやつです(笑)
学生時代から片づけることが苦手で、なんだかんだ6年近くは汚部屋で過ごしていました。
汚部屋で生活した経験があるからこそ分かるのですが、モノが多く汚い部屋で過ごしていると、気分も悪くなりますし、常に不自由さがありますよね?
そこで本書で紹介されている方法を実践することによって、あなたにとって無駄なモノをどんどん減らし、もっと自由に生きることができるようになります!
この記事では、本書で書かれている、モノが少ないメリットと、具体的にモノを減らす方法を、私の体験談を交えて紹介していきます!
youtubeではアニメーションを使った解説動画をあげています!
よろしければ、ご覧ください!!
手放す練習の要約
モノが少ないメリットとは?
本書ではモノが少ないメリットについて、次の5つが書かれています!
①お金が増える
②時間が増える
③空間のしばりから解放される
④体も脳も疲れなくなる
⑤心に余裕が生まれる
『手放す練習』より
個人的には、特に①お金が増える②時間が増えるが④体も脳も疲れなくなるが、大きいメリットかなと思います。
私はここ2〜3年くらい服を買っておりません。
それまで、毎月洋服にかけていたお金は、全て本や資格の参考書、Youtubeの撮影環境など、自分への投資に回すことが出来ています!
出ていくお金は変わっていませんが、ブログやyoutubeでそれ以上の収益を得ることが出来ているので、結果的にはお金を増やすことが出来ています!
また、いつも着る服は大体決まっており、服選びに迷うこともありません!笑
家族と出かける時も、私の準備だけ速攻で終わります笑
そのため、家族の準備を待っている時に、本を読んだり、勉強をしたりすることが出来ます。
他にも、モノが少ないことで、片付けるモノが少なく、日々の掃除が楽になります。
さらに、モノが少ないと、体と脳が疲れなくなります。
私自身、高校生ぐらいまでは本当に片付けることができず、部屋はゴミ屋敷同然でした笑
床には、学校でもらったプリント、教科書、食べ終わったお菓子のゴミ、洗濯に出し忘れた洋服、カビたタオルが落ちているなど、本当に人が住んでいるのか疑わしいレベルで汚かったです。
そんな環境ですと、ホコリで空気が汚く、匂いもよくなく、部屋にいるだけで体がダルくなっていたのを今でも覚えています笑
また動くたびに、何かモノを踏みつけて、「いてぇ!」とキレていました笑
今では、部屋の8割くらいはモノが置いていない、綺麗な環境で生活をすることが出来ています。
床に置いてあるものも、たいてい本ばかりで、本棚にまとめて入れれば、すぐに片付きます。
またAnkerのロボット掃除機で、ほぼ毎日掃除をしてもらっているので、空気も綺麗で快適に過ごすことが出来ています!
正直、私はミニマリストのレベルには全く到達することはできていません。
ですが、モノで溢れていた状態から普通レベルになることが出来ただけでも、大きな恩恵を受けることが出来ています!
そのため、本書にも書かれているとおり、モノを減らすことには、本当にメリットがあると思います。
では続いては、どうやってモノを減らしていくのか、ミニマリストへのロードマップを紹介していきます!
モノを減らすロードマップ
本書では、次の7ステップがモノを減らすためのロードマップとして解説されています!
①土日や連休などまとまった時間をとる
②何も置いていない床面積を30%とる
③残したいものを決め、それ以外を捨てる
④所有コストが大きいものから減らし、「持たないコストが大きいモノ」は残す
⑤売るでも譲るでもなくゴミで捨てる
⑥なぜ捨てることになったのかを考える
⑦捨てられない人はモノのダウンサイジング
『手放す練習』より
この7つのステップを実践することによって、あなたもモノを減らすことができるようになります!
中には、どこから手をつけていいか分からず、結局片付けを後回しにしてしまうという方もいらっしゃると思います。
私も片付けを後回しにしまくった挙句、ゴミ屋敷になってしまったので、その気持ちは本当に分かります。
そういった方に最も意識して頂きたいのが、③の残したいものを決めて、それ以外を捨てることです。
片付けなければいけないもの、捨てなければいけないものばかりに目を向けていると、何よりも楽しくありません。
「捨てるのめんどくさいなー」「捨てるの嫌だなー」といったようにネガティブなイメージが浮かんできてしまいます。
その結果、後回しにすることにつながってしまうのです。
そこで、捨てるものよりも、残したいモノに目を向けていきましょう!
本当に残したいモノだけに目を向けて、あとは思い切って捨ててしまいましょう!
そうすることによって、片付けが楽になりますし、無駄が一気に削ぎ落とされます。
ミニマリストの目的とは、単にモノを減らすことだけではありません。
ミニマリストの真の目的とは、不必要なモノを削り、あなたにとって本当に必要なモノ、大切なモノにより集中することです。
そのため、たくさんある捨てるモノばかりに目を向けるのではなく、数個の残したいモノだけに目を向けていきましょう!
中には、その「残したいモノ」が決められないんだよ!と思っている方もいらっしゃると思います。
そういった方は、次の3つの基準を参考に、残したいモノを決めてみてください!
①「お金」を生み出す、仕事道具や書籍
②「時間」を生み出す、時短アイテムや健康グッズ
③「楽しみ」を生み出す、趣味のアイテムや娯楽品・芸術品
『手放す練習』より
実際に私も、たまたまですが「残したいモノ」だけに目を向けることによって、モノを減らすことに成功しました。
当時、私はパソコンのキーボードの収集にハマっていました。
最高で5種類のキーボードがあり、置き場所にも困っていました。
そこで、本当に使っているキーボードを1つだけに絞って、あとは全て売ってしまいました。
お陰で、残ったキーボードにより一層の愛着が湧きましたし、置き場所も増え、片付けが楽になりました。
モノの減らし方に困っているという方は、ぜひ実践してみてください!
モノ減らしは買い物の時点から始まっている!
皆さんは、何かを買うときに、そのモノの出口を考えているでしょうか?
簡単な例を挙げると、食品であれば、料理をして食べるために買うと思います。
ですが、食品以外のモノはいかがでしょうか?
洋服や家電など、使わなくなった後にどうするかを買う前に決めているでしょうか?
モノが増えすぎで、モノが減らせなくなっている人の多くは、このモノの出口戦略を考えることが出来ていないことが多いです!
モノの出口戦略が決まっていないから、どんどんと家の中に溜まってしまうのです。
そのため、モノを減らしたいなら、買い物の時点で出口戦略をよく考えることが大切です!
出口戦略には、大きく分けて、売る・譲る・使い切る・捨てるの4つがあります。
本書にも書いてありますが、このうち、売る・譲る・使い切るの3つが理想の出口です。
残る捨てるは、最悪の選択肢です。
皆さんにも、スーパーなどでセールで安くなっている食品を買ったが、結局食べずに消費期限が切れてしまい捨ててしまった経験はないでしょうか?
これは、いつまでに食べ切るという出口戦略を考えずに、ただ安くなっているからという理由だけで買ってしまったことが原因です。
逆に、今日は鍋にしようと決めて買いに行った食材は、使い切ることができたはずです。
食品であれば、勿体無いですが、捨てることで処分することが出来ます。
ですが、家電や洋服といったものはどうでしょうか?
特に洋服なんかはタンスに入れたっきりで、何年も着ていないものがあるはずです。
このように、出口戦略を決めずに買ってしまうと、どんどん溜まっていってしまいます!
そのため、出口戦略を決めてから実際に買うことが大切です。
また出口戦略をしっかりと考えることによって、あなたにとって無駄なモノを買ってしまうことを減らすことが出来ます。
その結果、お金を増やすことが出来ます!
ぜひ皆さんも、買い物をするときに出口戦略を意識してみてください!
手放す練習を読んだ感想
ここまで何回も紹介してきている通り、私の部屋も以前は物が多く散らかっていました。
片づけるときといえば、高校生の時に彼女ができて、初めて家に呼ぶとなったときに、きれいにしたくらいです(笑)
こんな私ですが、本当に必要なものを見極めて、それ以外のものを捨てることで、かなり綺麗な部屋を保つことができています。
やはりきれいな環境で過ごしていると、気分がいいですし、仕事や副業も捗ります。
私自身、以前のような生活から抜け出して本当に良かったなと思っています。
私個人の体験からも、モノを手放すことは、本当にメリットのあることだと言えます。
今のモノに溢れている生活から抜け出したい!もっと自由に生きたい!という方は、ぜひ本書、『手放す練習 無駄に消耗しない取捨選択』を読んでみて下さい!
ではでは。