今回は、吉井雅之さん著の『仕事ができる人になる思考習慣』を紹介していきます!
皆さんは、仕事ができる人と出来ない人の差は何だと思いますか?
頭のよさでしょうか?人脈があることでしょうか?
実は、できる人とできない人の差は、つきつめれば習慣なのです!
本書を読むことで、仕事ができる人になるための習慣を学ぶことができ、仕事ができる人になれます!
そこでこの記事では、習慣が大切な理由と、本書で解説されている習慣の中から、3つを厳選して紹介していきます!
仕事ができる人になるための思考習慣の要約
なぜ習慣が大切なのか?
習慣が大切な理由は、現在の私たちは、過去に私たちがやってきたことの結果でしかないからです。
現在のあなたが、英語ができないのは、過去に英語の勉強をやってこなかったからです。
過去に英語の勉強をやっていないのに、現在いきなり英語が話せるようになるわけがありません。
これは英語に限らず、何事においても同じです。
今のあなたができること、またはできないことは、全て過去のあなたの行動の結果なのです。
そのため、仕事ができる人になるためには、仕事ができる人になるための習慣を続ける必要があります。
もし仮に、今ができない人であっても、仕事ができる人になるための習慣を続けていけば、未来のあなたは仕事ができる人になれます。
これから、その仕事ができる人になるための習慣を、3つ厳選して紹介していきます!
成長が早い人の習慣とは?
成長が早い人は、行動することを優先・重視します。
逆に成長が遅い人は、完璧にこだわりすぎてしまいます。
完璧にこだわってしまうあまりに、「失敗しないために準備をしないと」と考えすぎてしまい、なかなか動きだすことができなくなってしまいます。
動きだすことができないから、成長することもできません。
そこで、成長速度を速めるためには、まず動きだして、小さな失敗と改善を積み重ねていきましょう!
例えば、もしあなたがyoutuberになりたいと考えているなら、最初からあれこれ考えるよりも、大枠だけ決めて、とりあえずチャンネルを開設してみる、動画を一本投稿してみるといったことが大切です。
動画を投稿すると、再生数が少なかったり、再生数が多かったりする動画が出てきます。
そこで、再生数が少ない原因や、再生数が多かった理由を探し、改善をしていきます。
この失敗→改善を短期間で繰り返すことによって、成長することはできます。
皆さんの中にも、「本当はやってみたいんだけどな」と思っていることがあると思います。
もし、最初の一歩が踏み出せていないなら、自分が完璧主義になっていないか思い返してみましょう。
完璧主義になっているとしたら、小さな失敗と改善を繰り返すことを意識して、とにかくまずは行動していきましょう。
今から踏み出す一歩によって、あなたの未来は大きく変わります!
できる人の思考法とは?
できる人は、やり方よりも目的にこだわります。
一方でできない人は、やり方にこだわってしまいます。
そのため、やり方が分からないと、すぐに諦めてしまいます。
ですが、「これをやったら必ず成功する」と言い切れることは、どれだけあるでしょうか?
残念ながら、絶対に成功できる方法なんてものはありません。
だからこそ、成功できる人は、やり方にこだわるのではなく、目的にこだわり、試行錯誤しながら前に進もうとします。
試行錯誤しながらでも、前に進もうとする結果、ゴールにたどり着くことができるわけです。
そのため、成功できる人になるためには、できるか、できないかで考えるのではなく、やりたいか、やりたくないかで考えましょう。
また、「~あったら」と「たられば」で考えることもやめましょう。
やり方にこだわっている人は、よく「たられば」を使ってしまいます。
もっと資金があったら、人脈があったらと言い訳ばかり探してしまい、結局やらなかくなってしまいます。
そのため、あなたが本当にやりたいと思っているのなら、今の自分ができることから始めていきましょう。
今できることから始めることで、前に進むことができ、さらにできそうなことを見つけることが出来るようになります。
それを繰り返していくことで、最終的に”できる人”になることができます。
これまで、やり方ばかりにこだわっていた人は、目的に意識を向けてみて下さい!
結果を出す人の思考法とは?
皆さんは、仕事をする時にどんな「使命感」を持っているでしょうか?
本書では、使命感を「作業に対する使命感・責任感」と「結果に対する使命感・責任感」の2つに分けています。
このうち、結果を出す人が持っている使命感は、「結果に対する使命感・責任感」です。
まず「作業に対する使命感・責任感」とは、言われたことはちゃんとやるという意識です。
もちろん、仕事において言われたことをちゃんとやることは大切です。
しかし、それだけでは「言われたことはちゃんとやったんだから、もういいだろう」と自分で満足するようになってしまいます。
結果がどうなろうと、自分は言われたことをやったから満足してしまうのです。
それでは、言われたことはやる人になれても、結果を出す人になることはできません。
そこで、結果を出す人になるためには、「結果に対する使命感・責任感」が必要です。
「結果に対する使命感・責任感」を持つようになると、「もっとよくするためには、どうすればいいだろう」という意識が生まれます。
もっとよくと貪欲に仕事に取り組むからこそ、ただ言われたことをやる人よりも、良い結果を出すことができますし、大きい仕事を任せてもらえるようになります。
そのため、これまで「作業に対する使命感・責任感」で仕事をしてきた人は、「結果に対する使命感・責任感」を持って、仕事に取り組んでみて下さい!