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【要約&書評】先送り0(ゼロ)「今日もできなかった」から抜け出す[1日3分!]最強時間術

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今回は、jMatsuzakiさんと佐々木正悟さん著の『先送り0』を紹介していきます。

皆さんには、やらなければいけないのに、つい先送りにしてしまう、休みの日はダラダラしてしまい、何をせずに終わってしまうといった悩みはないでしょうか?

本書はそういった方に役立つ1冊です!

本書では、1日3分で先送りが0にできる最強の時間術について解説されています!

この記事では、その本書の中から先送りにしてしまう3つの原因とその対処法、そして最強の時間術であるタイムシュートについて紹介していきます!


先送り0の要約

先送りを発生させる3つの原因とは?

なぜ、ついつい先送りをしてしまうのか?

本書では、まず先送りの特徴を2つ挙げています。

 

①いますぐやるべきことを、ぐずぐずとやらずにいる

②あとでやればよいことを、ついつい先にやってしまう

『先送り0』より

 

仕事でもいますぐに資料作成に取り掛からなければいけないのに、経費精算などあとでやればいいことを先にやってしまうということがあると思います。

私も引越しをする予定なのですが、手続きのため色んなところに電話をしなければいけないのに、ぐずぐず先送りにしまっています。

そして、あとでもいい家具探しなどをついついやってしまいます。

このように、先送りにはぐずぐずとついついの2つの特徴があるのです。

では、なぜぐずぐずとついついが起こってしまうのか?

本書では、3つの原因があると書かれています。

 

①理想と現実の区別がつかない

②見積もりが甘い

③頼りにならないやる気に頼る

『先送り0』より

 

それぞれの原因について、詳しく紹介していきます。

まずは①理想と現実の区別がつかないです。

皆さんは、計画を立てて満足してしまったことはないでしょうか?

人は理想と現実の区別をつけることが苦手です。

そのため、計画を立てただけで、やった気になってしまったり、自分にとって都合のいい未来のイメージを現実と考えてしまうのです。

また理想を元に計画を立ててしまうと、今の自分ではこなしきれない計画になってしまうこともあります。

続いてが②見積もりが甘いです。

人には計画錯誤という、作業にかかる時間を実際によりも見積もりすぎてしまう傾向があります。

計画をたてる時には、「未来の自分ならこれくらいでできるよ」と楽観的に考えてしまい、無理な計画を立ててしまうのです。

その結果、短時間で終わるからあとでやればいいやと考えるようになってしまい、先送りにしてしまいます。

そして、ギリギリのタイミングで急いで取り掛かり、仕事のクオリティがさがってしまうのです。

続いて3つ目が③頼りにならないやる気に頼るです。

よく先送りにしてしまう人は、やる気が出たらやろうと考えしまっていることがあると思います。

特にめんどくさい仕事は、すぐにやる気になれずに、あと周りしにしてしまいますよね?

ですが残念ながら、やる気というのは欲しい時になかなか出ないものです。

そのため、やる気に頼っていると、いつまでも始めることができずに、ギリギリまで先送りにしてしまうのです。

以上、ここまで先送りの2つの特徴と3つの原因を紹介していきました。

続いては、どうすれば先送りの原因を解消することができるのかについて紹介していきます。

 

先送りの原因の対処法

先送りにはダラダラとついついの2つの特徴があり、それには3つの原因がありました。

ということは、先送りを解消するためには、その3つの原因を解決するアプローチをとればいいのです。

本書では、先送りと決別するための3つのアプローチが紹介されています。

 

①今日1日の制約を設ける

②見積もりと実績を評価する

③習慣の力で繰り返す

『先送り0より』

 

まず理想と現実の区別がつかない原因に対処するために、今日1日の制約を設けます。

制約を設けることで現実を見ることができます。

長期的に考えてしまうと、やりたいことややらなければいけないことが無限に出てきてしまいます。

そこで今日1日やるべきことにフォーカスしていきましょう。

続いて見積もりが甘いという原因に対処するためには、見積もりと実績を評価していきます。

先ほども紹介した通り、人は楽観的に計画を立ててしまう傾向があります。

ですが、見積もりと実際にやったことの評価をしていくことで、見積もりが上達していき、だんだんと見積もりと実績の差を縮めることができるのです。

最初はその日にやるべきことにフォーカスをしていきますが、繰り返していくうちに、1日だけでなく、長期的な見積もりをうまくできるようになります。

最後に、頼りにならないやる気に頼ってしまうことに対処するために、③習慣の力で繰り返していきます。

歯磨きなどすでに習慣にしているものを思い浮かべてみてください。

めんどくさいと感じる時にもあるかもしれませんが、ダラダラ先送りにしてしまうということはないと思います。

このように、習慣の力を使うことで、自然と作業に取り組むことができ、先送りしてしまうことをなくすことができるのです。

これまで、先送りの原因の対処法を紹介してきました。

では、最後にそれらの対処法を元に、先送りを解消するためのタスクシュートについて紹介していきます。

 

タスクシュートで先送りが0にできる!

本書で紹介されている、先送りを0にするためのタスクシュートは、次の3つのステップで進めていきます。

 

①今日1日のプランを立てる

②タスクの実行ログを記録する

③ログをルーチン化する

『先送り0』より

 

まずは1日のはじめに、今日やることをプランとして作成します。

この時に、細かくプランニングしすぎてしまうと、挫折にしてしまう原因になってしまいます。

そのため、最初は今本当にやりたいこと、進めたいことを3つに絞っていきましょう。

習慣化のコツは、スモールスタートです。

何事も最初はやる気があり、どんどん進めることができる気がしますが、そのやる気も長くは続きません。

そのため、まずは小さく始めて習慣化して、徐々に増やしていくことが大切なのです。

そしてプランを立てたら、そのプランに着手して、タスクの実行ログを記録していきます。

ここでは、着手したら、開始時刻を入力して、作業を終えたら終了時刻を入力しましょう。

この時、作業は完了しなくても、終了しても構いません。

途中でやめてしまったとしても、その終了時刻を記録として残しておきましょう。

本書で紹介されているやり方では、1分でも手をつけたら先送りにはしません。

そのため、プランであげた3つのタスクを1分ずつ手をつけることで、1日3分で先送りを0にすることができるのです!

先送りにしてしまう人の中には、完璧主義になってしまっている人もいると思います。

完璧にこなさないといけないからこそ、残された時間が少ないと、「今日はできないから明日でいいや」とどんどん先送りにしてしまうのです。

だからこそ、まずは1分でも手をつけたらやったことにしてあげることが、先送りをなくすためには大切なことなのです。

もし記録に慣れてきたら、開始と終了の時刻だけでなく、評価やコメントも記載していきます。

評価やコメントを残しておくことで、次の日のプランを考えたり、3つのステップであるルーチン化で役立てることができます。

そして、3つ目のステップでのログのルーチン化では、ステップ2で記録したログをルーチン化していきます。

ルーチン化するログの対象は、定期的に実行することと2日以上かかることの2つです。

すでに自分が実行したことをもとに、ルーチンを作っていくため、現実的なプランを立てることができ、先送りをなくすことができるのです。

またルーチンが増やすことができると、1日のプランの大部分は自動で作成することができるようになり、管理も楽になります。

その結果、先送りをなくすことができ、毎日を充実させることができるのです。

本書では、今回紹介した3つのステップを実践するための、シートも用意されておりますので、先送りを解消したいという方は、ぜひ使ってみてください!

 

この記事では、先送りを0にするための方法の概要を紹介してきました。

本書では、それぞれのステップの細かい部分であったり、うまくいかない時の対処法など、役に立つ情報がまだまだ書かれています。

そのため、やりたいことややらなければいけないことを先送りにしてしまう自分を変えたいという方は、ぜひ本書を読んでみてください!

 

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ではでは。

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