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【要約&書評】2か月で人生が変わる 右脳革命

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今回は、ネドじゅん著の『2ヶ月で人生変わる 右脳革命』を紹介していきます。

皆さんには、常に不安や心配事で頭がいっぱいになってしまう、一度悩み始めると止まらなくなってしまうといった悩みはないでしょうか?

本書はそういった方に役立つ1冊です!

本書の著作である、ネドじゅんさんは、ベストセラーとなった『左脳さん、右脳さん』で大きな注目を集めました。

そして、2024年の1〜3月に、2ヶ月で幸せ脳を手に入れるための『奇跡の連続講座』を開催されました。

本書では、9万9千円の『奇跡の連続講座』の内容を大幅加筆されて、1冊にまとめられています。

この記事では、その本書の中から、自動思考を止めれば、幸せ脳が手に入る、自動思考の見分け方、自動思考を止める方法の3つについて紹介していきます!


2か月で人生変わる右脳革命の要約

自動思考を止めれば、幸せ脳が手に入る!

自動思考とは、あなたが望まなくても、勝手に生まれて、頭の中でぐるぐる回っている思考のことです。

実際に皆さんも、悩みたくないと思っていても、不安やイライラが頭の中から離れないことがあると思います。

そして、その自動思考が頭の中をぐるぐる回っている状態では、目の前のことに集中できなくなってしまうので、仕事や勉強が捗らなくなってしまいます。

その結果、仕事でミスをしてしまい、またそのことを悩んでしまうという悪循環に陥ってしまいます。

また自動思考によって、脳ではストレス物質が出てしまい、体の免疫機能が下がってしまいます。

そのため、体調を崩しやすくなるなど、メンタルだけでなく、身体面でも不調が出てきてしまうのです。

そんな、私たちを悪循環へと陥らせてくる自動思考は、大部分は大脳の左半分である左脳によって生まれます。

左脳は、脳の中でも言葉による思考を担当しており、過去や未来のことを考えることが得意です。

左脳の働きによって、私たちは思考をすることができますが、左脳が優位になりすぎてしまうと、私たちは思考の沼にハマってしまいます。

そこで自動思考から抜け出して、幸せ脳を手に入れるためには、左脳の働きをストップさせて、右脳を優位にしてあげることが大切なのです。

右脳は左脳とは違い、直感を担当していて、今ここに注意を向ける働きをします。

そのため、左脳よりも右脳を優位にすることで、過去や未来について永遠と考えてしまう自動思考を止めることができ、今ここに生きることができるのです。

では、左脳よりも右脳を優位にするためには、どうすればいいのか?

やり方は、単純で日頃から左脳よりも右脳を使って生活をすればいいのです。

脳の神経細胞は、使われれば使われるほど、その部分が強化されていきます。

そのため、自動思考は左脳にとっての栄養になっているともいえます。

そして、左脳はもっと栄養を得るために、私たちにさらなる自動思考を課してくるのです。

その結果、左脳優位な状態が続いてしまい、ますます自動思考から抜け出すことができなくなってしまいます。

そこで、左脳優位な状態を断ち切るためには、自動思考をストップさせて、左脳に栄養を与えることをやめればいいのです。

そうすることで、自動思考を司る脳の神経回路が弱まっていき、右脳優位な状態を手に入れることができるのです。

そして、自動思考を止めるためには、まずは自分が自動思考に陥ってしまっていることに気づくことが大切です。

中には、自動思考に陥ってしまっていることに、自分で気がついていない人もいます。

それでは、自動思考を止めるための方法を取ることができず、永遠に自動思考の沼にハマったままです。

そこで続いては、自分が自動思考に陥っていることに気づくために、自動思考のパターンについて紹介していきます。

 

自動思考の見分け方

本書では、自動思考には大きく5つのパターンがあると書かれています。

この記事では、その中から3つを厳選して紹介していきます。

まず一つ目が、感情的に巻き込まれやすい思考です。

代表的なものとして、「なんで自分だけこんな目に遭うんだ」と考えてしまう被害者思考、「あいつだけは絶対に許せない」と怒りが湧き起こってくる加害者思考、自分に関心を向けてもらいたくても、本音を隠してしまう、かまってちゃん思考があげられます。

このパターンの自動思考は、自分は被害者なのか、加害者なのかといった真実はいったん置いておいて、自動思考に気づくことが大切なのです。

自動思考に気づくことができたら、次に同じような思考が生まれた時の対処法を考えることができます。

続いて2つ目の自動思考のパターンが、今ここで何の行動にも結びつかない思考です。

皆さんは、仕事やプライベートでうまくいかないことがあった時に、「失敗してしまったな」と落ち込んでしまうことはないでしょうか?

「失敗したな」と落ち込んでいても、当然なんの行動にも結びつかない、無駄な自動思考なのです。

逆に、「今回はうまくいかなかっけど、次回は別の方法を試してみよう」など、次につながる思考は、自動思考には当てはまりません。

では3つ目の自動思考のパターンが、誰かから見た自分を気にする思考です。

他人の目線や評価を気にしてしまう人は多くいるのではないかと思います。

私も、周りから変に思われていないかな、嫌な気分にさせていないかなと考えてしまうことが多くあります。

実は、自動思考を司る神経回路は、こういった自分を外から見る行為が大好物なのです。

そのため、無理に他人の目線や評価を気にしないようにしたとしても、余計に気になってしまい、どんどん自動思考に陥ってしまうのです。

以上、自動思考のパターンを3つ紹介しました。

では、最後に自動思考に陥ってしまった時の対処法について紹介していきます。

 

自動思考を止める方法

本書では、自動思考を止める方法として、次の3つの方法が紹介されています。

 

①エレベーターの呼吸

②いまここの呼吸

③思考改行エンターキー

『右脳革命』より

 

まず①エレベーターの呼吸は、実際に著者が自動思考を消した呼吸法であると書かれています。

やり方は、喉からお腹の中をエレベーターの丸い床が上下するイメージで呼吸をしていきます。

そうすることで、体の内側に意識を向けて呼吸をすることができ、左脳の働きを止めることができます。

さらにお腹から自律神経を刺激することができ、右脳の潜在能力を引き出すこともできます。

続いて②いまここの呼吸は、体の内側に意識を向けにくい時や、自動思考が止まらない時に効果があります。

やり方は、心の中で「いまー」と言いながら鼻から息を吸って、「ここー」と心の中で言いながら、口から息を吐いていきます。

コツは、心の中で「いまー」という時に、体の内側に意識が吸い込まれていくイメージを持つことです。

そうすることで、過去や未来ではなく、イマココの自分の体に意識を向けやすくなります。

もし、途中で自動思考が出てきてしまったら、口角を上げてにっこりし、小さくガッツポーズをしましょう。

自動思考に気づくことができたぞと、体にサインを送ってあげることで、自動思考に陥ることを防ぐことができます。

最後の3つ目の思考改行エンターキーでは、自動思考に気づいたら、パソコンのエンターキーを思い浮かべて、エンターキーを思いっきり押していきます。

そうすることで、頭の中で永遠と回っていた自動思考を、ピタッと止めることができます。

左脳が優位に働きすぎている場合は、エンターキーを押して、一瞬思考が止まったとしても、また自動思考が出てきてしまうかもしれません。

しかし、エンターキーを押した瞬間に思考をストップするというマイルールを徹底してくことで、徐々に浸透していき、自動思考に気づいた時には、いつでも思考を止めることができるようになります。

以上が、本書で紹介されている、自動思考を止めるための方法です。

どれも、すぐ簡単にできる方法ですので、ぜひ日常の習慣として取り入れてみてください!

 

本書では、この記事では紹介しきれていない、幸せ脳を手に入れるための方法が、まだまだ解説されています。

そのため、自動思考が止まらなくて悩んでいるという方や、常に頭の中で不安や心配事が駆け巡っているという方は、ぜひ本書を読んでみてください!

 

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ではでは。

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