今回は、春木開さん著の『ポジティブが足りない!人生が思い通りになる「運」のつかみ方』を紹介していきます!
著者は、実業家でもありながら、フォロワー100万人を超えているインフルエンサーとしても活躍されています。
私も、よく春木さんのyoutube shortsを見ております(笑)
春木さんの動画は、不思議と笑顔になれますし、見るだけでポジティブになれます!
そんな春木さんですが、最初から順風満帆な人生を送ってきたわけではありません。
幼少期は、家賃4万円のボロアパートで育ち、お金も人脈もないところから、スタートされたそうです。
また事業を始めてからは、従業員に裏切られたり、会社のお金を持ち逃げされたりと、様々な不運なこともありました。
本書では、それでもネガティブをポジティブに変換して成功を掴んだ春木さんのメソッドが解説されています!
この記事では、その中でも特に私が大切だなと思った点や私が共感した点に絞って紹介していきます!
youtubeでは、アニメーションを使った解説動画を上げています!
よろしければ、こちらもご覧ください!!
ポジティブが足りないの要約
常に最低最悪を想定しろ!
常に最低最悪を想定しろというと、いきなりポジティブじゃないじゃないか!と思われるかもしれません(笑)
ですが、本物のポジティブになるためには、最低最悪を想定することが必要なんです!
実際に本書でも、次のように書かれています。
僕が考える本当のポジティブは、常に最低最悪を想定し、それでも打開できると思って行動ができる人
『ポジティブが足りない!』より
よくポジティブシンキングというと、何とかなると気楽に考えるものと思われるかもしれません。
ですが、本当に何も考えもなしに、何とかなると考えているだけでは、ポジティブではなく、ただの思考ゼロ状態です。
そのため、本当のポジティブとは、あらゆるリスクを想定し、対策を立てたうえで「ここまで準備したのだから後は何とかなるという状態です!
例えば、あなたが彼女と映画に行くとします。
その時に、少し早めに映画館につくように計画することで、電車が遅延したとしても、「彼女と話せる時間が増える」とポジティブに考えることができます!
もし、ぎりぎりにつく予定なのに、電車が遅延してしまったら「映画の上映に間に合わない」と慌ててしまいます。
だからこそ、ポジティブでいるためには、事前に最低最悪の想定をして、対策を立てたうえで、何とかなるとポジティブに考えるようにしましょう!
夢や目標は後からついてくる
自分には夢や目標尾がないから頑張れないと感じる方もいると思います。
ですが、今できることを一生懸命にやっていれば、夢や目標は後からついてきます!
実際に大学生時代の私がそうでした。
実は私は英語ができなかったせいで、大学受験に失敗しました(笑)
英語は本当に苦手だったのですが、進学した大学では、TOEICで700点以上をとると必修の授業が免除できること、また就活でも有利になるということで、英語を勉強することにしました。
その当時は、特に英語を使って仕事をしたいと思っておらず、とにかく楽をしたい一心でした(笑)
ですが、英語学習を毎日続けていくうちに、だんだんと楽しく感じるようになり、大学3年生の時にTOEICを教える英語講師になりたいと思うようになりました。
結果的にはTOEIC975点と英検1級をとることができ、目標の英語講師になることができました。
私の実体験からも、今を一生懸命頑張ってくれば、夢は目標は後からついてくると言えます!
今できることを一生懸命にやっていると、できることが増えてきます。
できることが増えると、「もしかしたら、これもできるかも?」と新たな可能性を見つけることができるようになります。
私もTOEIC900点を超えたあたりから、英語講師になりたいと思うようになりました。
どこに、あなたの可能性が転がっているかはわかりません。
また、どのタイミングで夢や目標を見つけられるかもわかりません。
そのため、今夢や目標がないことに嘆いても意味がありません。
これから夢や目標を見つけるために、今できることを一生懸命に頑張りましょう!
悪口もポジティブに変換しろ!
周囲に人の悪口ばかり言ってる人はいないでしょうか?
そのような人は、たとえ仕事ができたとしても、周りから良い評価をもらうことができず損をしてしまいます。
もしかしたら、皆さんの中にも思わず悪口を言ってしまった経験がある方がいるかもしれません。
ですが、悪口をいう人よりも、悪口を言わない人になりたいですよね?
そこで悪口を言わないようにするためには、意識を変えるしかないと思います。
意識レベルでポジティブになれれば、うっかり悪口を言ってしまうこともなくなります。
そのため、意識レベルでポジティブになるためには、悪口の中にもプラス要素を見つけていきましょう!
例えば、八方美人なら社交的、ケチな人は、モノを大切にする人といった感じで、悪口をポジティブに変換していきます。
最初は意識をしていないと、つい悪口になってしまうこともあるかもしれません。
それでも、意識してプラス要素を見つけることを繰り返すことで、意識しなくても自然と出来るようになります。
そうなれば、あなたは周りにもポジティブな影響を与えることができ、周りから好かれるようになります。
そして、さらに周りからの評価を高めるためには、ほめ陰口をしましょう!
これは、私が以前紹介した『眠れなくなるほど面白い図解ヤバい心理学』に書かれている方法です。
もちろん本人に伝えることも大切ですが、中には「お世辞を言っている」「何か企んでいる」と疑われてしまうこともあります。
そこで第三者に伝えて、その人が本人に「AさんがBさんのことをほめてたよ」と伝えてもらうことで、より相手の心に響くようになります。
その結果、あなたの評価も上がりやすくなります!
ぜひ。相手の悪口にもプラス要素を見つけて、ほめ陰口を積極的に言っていきましょう!
好きなことで生きていくためには?
まず残念ながら、好きなことで生きていくことはできません。
これはポジティブ、ネガティブという次元の問題ではありません。
当たり前ですが、日本人全員が好きなことばかりしていては、社会が成り立たなくなってしまいます(笑)
そのため、好きなことだけで生きていくことはできないのです。
ですが、中にはyoutuberやスポーツ選手のように、好きなことで生計を立てている人もいるじゃないかと思われるかもしれません。
一見好きなことだけで生きているような人でも、実はやりたくないことを一生懸命にやっている人がほとんどです。
スポーツ選手なら、好きな練習ばかりはしてられません。
嫌いだし、つらい練習をたくさんこなさなければいけません。
好きなことで生きていくためには、むしろそういった好きではないことこそ、やり抜かなければいけません。
皆さんも、自分の中のすべての業務が好きなわけではないと思います。
中には、自分の不得意なことや嫌いな作業もあると思いまうす。
ですが、会社で働いて生きていくためには、そういった仕事もこなす必要があります。
私もyoutubeでは、アニメーションを作るのは好きですが、ナレーションを録音することが好きではありません(笑)
活舌も悪いため、撮り直しも多いですし、雑音のカット作業もめんどくさいと感じてしまいます。
それでも、こういった好きではない作業もやらなくては、動画を作ることができません。
また、ナレーションの録音や編集も頑張れば頑張るほど、いい動画を作ることができます。
そのため、好きなことだけで生きていくのではなく、好きなことをするために、好きではないことも一生懸命頑張ると考えるようにしましょう!
ポジティブが足りないを読んだ感想
ポジティブシンキングというと、「何とかなるさ」と気楽に考えようとフワッとしたイメージが強いです。
ですが、本書はポジティブな思考になるための方法が具体的にかつ分かりやすく書かれています。
また使われている例もわかりやすく、クスっと笑ってしまうものありました(笑)
私もネガティブな思考が強いのですが、本書を読むと、自然とポジティブな思考になることができました!
ネガティブに考えすぎてしまう自分に悩んでしまっている人も多くいると思います。
本書はそういった方に、ぜひ読んで頂きたい1冊です!
ネガティブな自分から抜け出したい!もっとポジティブになりたい!という方は、ぜひ本書『ポジティブが足りない!人生が思い通りになる「運」のつかみ方』を読んでみて下さい!
ではでは。