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要約&書評

【要約&書評】投資脳

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今回は、上岡正明さん著の『投資脳』を紹介していきます!

本書は、YouTube登録者数22万人超えの投資系youtuberであり、脳科学分野のMBAホルダーである著者によって、お金持ち脳を手に入れるための方法が書かれています。

皆さんは、「1000万円をあげるので、それを1億円にしてください」と言われたら、何をするべきかすぐに答えられるでしょうか?

この質問にすぐ答えられる方は投資脳を持っている方です。

例え答えられなかったとしても、本書を読むことで投資脳を手に入れることができます!

この記事では、その本書の中から投資脳を身につけるための方法を、厳選して紹介していきます!

 

投資脳の要約

投資脳を投資脳へ変えろ!

毎月の給料は全て使ってしまう

休みの日はYouTubeやネットフリックスをみて、ダラダラ過ごしてしまう

このような人は、投資脳ではなく消費脳を持ってしまっています。

現代は、あらゆるモノやサービスに溢れています。

そのため、消費脳を持っているままだと、お金も時間もどんどん消費していってしまいます。

残念ながら消費しているだけでは、資産のあなた自身の価値も上げることができません。

そこで、今まで持っていた消費脳を投資脳に変える必要があります。

では、どうすれば投資脳を手に入れることができるのか?

本書では投資脳には、頭脳資産、経験資産、金融資産の3つがあると書かれています。

この3つの要素を高めることによって、収入が上がる、職場の待遇やキャリアが向上する、より良い出会いや豊かな時間が手に入り、未来のチャンスが広がります。

では続いては、この投資脳の3つの要素の上げ方を紹介していきます。

 

頭脳資産の高め方

投資脳を磨く上で、「学ぶこと」は必須です。

おそらく、多くの方が「学ぶこと」の重要性はわかっていると思います。

しかし、何を学べばいいのか分からないという方もいると思います。

本書では、そういった方は、まず「今、職場やポジションの役割のなかで、もっとも必要とされているスキルから学ぶ」ことがオススメされています。

今の仕事で必要とされているスキルを学ぶことで、毎日の仕事を早く終わらすことができたり、よりクオリティの高い成果を出すことができるようになります。

その結果、時間的、肉体的、精神的に余裕が生まれてくるようになります。

それらの余裕が出てきたら、周りをサポートしたり、さらに自分に自己投資をすることができ、いい循環を作ることができます。

また、勉強をする時は1のインプットから100のアウトプットを生み出す意識を持つことが大切です。

同じ1冊の本を読んだとしても、そこから1つしかアウトプットできない人と、100のアウトプットができる人では、大きな差があります。

1のインプットから、より多くのアウトプットができる人の方が成長速度は早くなりますし、資産を増やすスピードも上がります。

そこで、インプットからより多くのアウトプットを生み出すためには、日頃から問題意識を多く持つようにしましょう。

皆さんの中にも、本や動画をみて「悩んでいたことの解決策が見つかった」という経験はないでしょうか?

おそらく、その時に学んだことは今でも覚えていると思います。

私たちの脳は、無駄なことは記憶してくれません。

読んだ本にいくら貴重な情報が書いてあったとしても、あなたにとって重要だと感じられなければ記憶に残らなくなってしまいます。

そのため、日頃から問題意識を多く持つようにして、それを解決しようとインプットをすることで、より多くの学びを記憶に残すことができ、アウトプットの量も増やすことができるのです!

これまで何となく勉強してきたという方は、ぜひ問題意識とアウトプットの数を意識してみてください!

 

経験資産の高め方

経験を積むことの大切さは、色んなところで言われています。

しかし、いくら「経験が大切」だとわかっていても、なかなか最初の一歩が踏み出せないですよね?

そこで、経験を積みたくても行動に移せないという方に意識して頂きたいのが、機会損失という考え方です。

機会損失とは、行動することで本来得られるはずだった利益を失った損失のことです。

もし、あなたが今から副業を始めたら、来年には会社からもらう給料と同じくらい稼げるようになっているかもしれません。

しかし、そもそも副業を始めなければ、その収益は得ることができません。

このように、やらなかったことによる損失を考えることで、自分が行動をしないことで、いかに損をするのかを実感することができます。

私たち人間は、得をするよりも損をすることを嫌います。

そのため、その特性を活かして、機会損失を考えることで、行動を起こすことができるようになります。

また、機会損失を考えることによって、今自分が何をするべきかのかを見極めることができます。

今週同僚に誘われている飲み会に行くべきか、それとも家で勉強をするべきか、それをしなかったこと被る損を考えれば、今の自分にとってベストな選択をすることができます。

もしその飲み会に行くことで貴重な話が聞ける、自分のキャリアアップにつながるのであれば、飲み会を優先するべきです。

ですが、仕事や上司の愚痴を言い合うだけの飲み会であれば、勉強や副業のために時間を使う方がいい選択だと思います。

このように、機会損失を意識して、自分が今するべき経験をどんどん積んでいくことによって、経験資産を高めることができます。

 

金融資産の高め方

ここまで紹介していきた頭脳資産と経験資産を高めることによって、あなたの仕事や副業での収入を増やすことができます。

そこからさらに資産を増やすためには、金融資産を高める必要があります。

本書では、特に初心者にオススメなのは株式投資であると書かれています。

実際に著者の周りの資産家やお金持ちは、ほぼ100%が株式投資で資産を形成しているそうです。

株式投資は、必ずしも個別銘柄に投資をしなければいけないというわけではありません。

積立NISAを活用することで、節税をしながら投資をすることができます。

また積立NISAを活用することで、専門的な知識がなかったとしても、毎月積み立てるだけで資産を増やすことが可能です。

そのため、仕事以外の時間にチャートと睨めっこする必要がなく、仕事のための勉強などに時間を充てることができます。

さらに、株式投資では複利の力を使って資産を増やしていきます。

複利とは、元本と利息の合計値に利息がつくことです。

例えば、あなたが元本100万円で、利回り3%の投資をしたとします。

利回りが3%なので、1年後には3万円増えて、103万円になっています。

次の年も同じように利回り3%だったとします。

次の年は、103万円の3%なので、3万900円増えて、106万900円になります。

また次の年も、利回り3%だとしたら、3万1827円増えて、109万2727円になります。

これが30年続くと、242万7262円になり、2倍以上になります。

このように複利の力を使うことによって、長く投資をすればするほど、資産を雪だるま式に増やすことができます。

そのため、初心者はまずは株式投資から始めることがオススメです。

私の過去の動画では、2024年から始まる新しいNISA制度について書かれた、『日経マネーと正直FPが考え抜いた!迷わない新NISA投資術』を紹介しています!

これから投資を始めようと考えている方は、ぜひこちらの動画も参考にしてみてください!

 

 

 

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