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【要約&書評】ズボラな人でもお金が増える 漫画インデックス投資一択で億り人

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今回は、マサニーさん著の『ズボラな人でもお金が増える 漫画インデックス投資一択で億り人』を紹介していきます!

皆さんには、将来のために資産形成をしたいけど、何から始めればいいか分からない、投資は難しそうで挑戦できないといった悩みはないでしょうか?

本書はそういった方に役立つ1冊です!

本書の著者であるマサニーさんは、手取り25万円の会社員時代に積立投資をはじめて、13年で5000万円を達成し、その後スタートアップ投資をして35億円の資産を築かれています。

本書はそんなマサニーさんによって、貯金ゼロ、投資素人でも資産1億円を築くための方法が解説されています!

この記事では本書の中から、億り人になるためにやるべきたった3つのこと、入金力を高める方法、使い切る計画をしようの3つについて紹介していきます!

 

ズボラな人でもお金が増える 漫画インデックス投資一択で億り人の要約

 

億り人になるためにやることはたった3つだけ!

本書で紹介されている、資産1億円までのステップはたった3つです!

 

①目標を数値化する

②入金力を高める

③オルカンに投資をする

『ズボラな人でもお金が増える 漫画インデックス投資一択で億り人』より

 

いきなり、資産一億を築こうと言われても、毎月どれくらい投資に回せばいいのかイメージがつかないと思います。

そこで、いつまでにどれくらいの資産を築きたいのか、目標を数値化することが大切です。

目標を数値化する時には、利回り4パーセントで複利運用した場合で考えていきます。

そうすると、一億円ためるのに必要な毎月の積立額と年数は次の通りになります。

 

月々の積立額 必要年数
2万円 73年
3万円 63年
5万円 52年
10万円 37年
15万円 30年
20万円 25年
25万円 21年

 

 

おそらくこの図を見て、月に5万円投資をしても、50年以上かかるのかよ、、、と思われた方もいるかもしれません。

しかし、これは一億円が必要な場合です。

中には、一億円も必要ないという人もたくさんいると思います。

そこで同じく運用利回り4%で5000万円をためようとした場合に必要な積立額と年数は次の通りになります。

 

月々の積立額 必要年数
2万円 57年
3万円 48年
5万円 37年
10万円 25年
15万円 19年
20万円 15年
25万円 13年

 

5000万円であれば、毎月5年間積み立てていけば、37年で5000万円に到達します。

そのため、30歳前に始めれば、定年あたりに5000万円を貯めることができ、老後資金としては十分貯めることができるのではないかと思います。

もちろん、目標金額がさらに低ければ、より短い期間で達成することができますので、ご自身の目標に合わせて必要な毎月の積立額と必要年数を数値化してみて下さい。

目標を数値化したら、入金力を高めていきます。

先ほどの表の通り、当然毎月の積立額が増えれば増えるほど、必要な年数は減っていきます。

そのため、より短期間で目標を達成するために入金力を高める必要があるのです。

この入金力を高める方法は、後ほど詳しく紹介していきます。

そして、最後のステップがオルカンに投資をするです。

すでにご存じの方も多いかもしれませんが、オルカンとはオールカントリー(全世界株式)の略で、全世界を対象とした投信信託のことです。

投資信託とは、たくさんのお金を投資家から集めて、プロが運用をする仕組みです。

オルカンに投資をすることで、プロが運用してくれるため、わざわざ自分で選ぶ必要があります。

さらに、全世界を対象に投資をしているため、リスクを分散することもできます。

そのため、めんどくさいことはやりたくない、難しい勉強はしたくないという方に、オルカンはぴったりな投資先なのです!

とはいえ、オルカンに投資をしても、リーマンショックやコロナショックのように、世界的に不況になってしまっては、当然下落してしまいます。

そういった理由から、投資は怖いと感じている方もいるかもしれません。

ですが、10~15年の長期スパンでみれば、世界的な不況が訪れたとしても、ちゃんと回復して、価格は伸びているのです。

むしろ不況の時にも、積み立てておくことで、安く買うことができ、後で大きく儲けることができます。

さらに積立NISAを活用することで、非課税で運用することができます。

通常の投資の場合は、運用益の約20%が税金に持ってかれてしまいます。

1000万円儲けることができても、200万円は税金に消えてしまうわけです。

ですが積立NISAであれば、全額まるまる手にすることができるのです。

そのため、将来のために資産形成をしたいという方は、まずは積立NISAでオルカンを毎月購入することがオススメです。

積立NISAは2024年に神改定されました!

その詳しい内容については、『日経マネーと正直FPが考え抜いた! 迷わない新NISA投資術』の紹介動画で解説しておりますので、ぜひ参考にしてみて下さい!

 

入金力を高める方法

先ほどの紹介した通り、入金力を高めることができれば、より短期間で目標金額を達成することができます。

そう聞くと、やっぱり金持ちになるには、バリバリ働いて年収を上げるしかないのか、、、と思われる方もいるかもしれません。

ですが、入金力を高めるために本当に大切なのは、収入を上げることよりも節約をすることなのです!

収入はあげようとしても、月に2万も3万もすぐに上がるわけではありません。

さらに収入が上がれば、その分税金と社会保険料が引かれてしまいます。

ですが、無駄な支出を減らせば、今月からでも月に2~3万円、もしかしたらもっと投資に回すお金を作ることができるのです。

そのため、入金力を高めるためには、収入を上げるよりも、節約をする方がラクなのです。

そこで節約をして入金力を上げるためには、次の3つのステップを実践していきましょう。

 

①家計簿をつける

②ムダな支出を減らす

③節約したお金を投資する

『ズボラな人でもお金が増える 漫画インデックス投資一択で億り人』より

 

おそらくめんどくさがりの人は、ステップ①の家計簿をつける段階で心が折れてしまうかもしれません。

ですが本書で紹介されている方法は、レシートを集めて家計簿に記録していくめんどくさいものではありません。

本書では、マネーフォワードMEという家計簿アプリがオススメされています。

マネーフォワードMEに銀行口座とクレジットカードを登録しておくことで、入金履歴と利用履歴が自動で反映されるため、簡単に家計簿をつけることができるのです。

そして、家計簿をつけることができたら、ムダな支出を減らしていきます。

おそらく節約をする前は、節約しても何万円も投資に回せるお金はできないよと感じるかもしれません。

ですが、自分のお金の使い道を全部記録してみると、ムダな支出が意外と見つかると思います。

ほとんど使っていないサブスクであったり、ほとんど行っていないのに毎月ジムの利用料を払っているなど、色々と出てくると思います。

まずは、そういったムダな支出から減らしていきましょう。

ムダな支出を減らすことができたら、節約できる箇所はないかを探していきます。

例えば、ふるさと納税で返礼品を米や肉、トイレットペーパーなど日用品にすれば、毎月の出費をさらに減らすことができます。

また出かける時は、毎回水筒に飲み物をいれていくようにすれば、外で飲み物を買う費用を節約することができます。

数百円程度の節約かもしれませんが、それが毎日続けば月に3000, 4000円節約することができるのです。

このように、節約してお金を作ることができたら、その分のお金は投資に回していきましょう。

そうすることで入金力を高めることができ、より短期間で目標金額を達成することができます。

ムダな出費の減らし方については、『貯金はこれでつくれます本当にお金が増える46のコツ』の紹介動画でも解説しておりますので、ぜひ参考にしてみて下さい!

 

使い切る計画を立てよう

ここまで紹介してきた方法で資産を築くことができます。

そのため、しばらくは毎月オルカンに投資を続けていけば大丈夫です。

ですが、貯めたお金をどう使うのかを考えることも大切です。

投資を続けて、お金を増やしたとしても、使うことなく死んでしまってなんてことにはなりたくないはずです。

そこで、100歳までに資産を使い切るシミュレーションをしておくことも大切です。

100歳までに資産を使い切るシミュレーションのポイントは次の3つです。

 

①臨時支出のために一定額を残す(500万円)

②資産額の運用利回りを反映させない

③80歳からは支出額を2%減らす

『ズボラな人でもお金が増える 漫画インデックス投資一択で億り人』より

 

使い切るシミュレーションをする時に大切なのは、できるだけネガティブな計画をすることです。

その理由は、想定していたよりも利益を得ることができなかったり、老後に世界的な不況によって資産が一気に減ってしまう可能性があるからです。

そうなってしまっては、精神的にもつらくなりますし、最悪の場合、途中で資産を大きく崩す必要が出てきてしまい、老後のお金が無くなってしまう可能性もあるからです。

そのため、シミュレーションをする際には、運用利回りを反映させずに計算するようにしましょう。

また何かあったときに、500万円などぱっと出せるお金を一定額残しておきましょう。

個人的には、このシミュレーションは目標の資産を築く前にもやっておくといいと思いました。

事前にやっておくことで、目標の資産額では足りないことに気づくことができたり、逆に生活費があまりかからないのであれば、早めにリタイアできるかもしれないなど、人生の計画を立てることができるからです。

そのため、資産は増やすことだけではなく、どうやって使っていくのかも考えてみて下さい!

 

本書では、この記事では紹介しきれていないお金を増やすための知識がまだまだ紹介されています。

保険や年金の考え方についても解説されており、これから資産形成をするうえで必要な情報が書かれておりますので、興味のある方はぜひ本書を読んでみて下さい!

 

ズボラな人でもお金が増える 漫画インデックス投資一択で億り人』より

 

ではでは。

 

 

 

 

 

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