今回は、山崎拓巳さん著の『スゴイ!話し方』という本を紹介していきます!
この本は、筆者自身の経験や著書の話し方が上手な方からのアドバイスをもとに、様々なシュチュエーション別に、さりげなく人動かすための話し方が紹介されています。
話し方以外にも、相手に伝える上で意識するべきことや、考えるべきことなどについても紹介されています。
この本を読んだ感想!
この本を読んで、”相手の気持ちを考えて話す”ということが一番大切なんだなと
感じました。
当たり前じゃん!と思う方もいらっしゃるかもしれませんんが、いざ自分が話すときに相手のことを考えながら話すはとても難しいことです。
相手のことを考えて話したとしても、必ずしも相手に正しく伝わるとも限りませんし、相手を動かせるかどうかはわかりません。
そこで、この『スゴイ!話し方』の中に書いてある筆者の考え方が役に立つのではないかと思います。
次に、実際に読んでみて私が「なるほどな」と感動したところを1つ紹介します!
相手が自ら動いてくれるように話すコツとは?
人の心を動かすような素晴らしい言葉はたくさんあります。
もちろん、瞬間的に自分をやる気にさせてくれたり、頑張ろうと思わせてくれる刺激的な言葉もたくさんあります。
相手に頑張ってもらいたいときや行動をしてもらいたいときに、そのような言葉をかけるのは短期的には良いように思えますが、長期的にはあまり効果がない場合ことがあります。
実際に映画を観たり本を読んだりして、セリフや名言に影響され、自分も何か頑張ってみようと試みたとしても、1週間後にはやめてしまってたという経験を持っていらっしゃるのではないでしょうか?
たくさんの方を感動させたり、興奮させたりする言葉はあるのですが、それでは長期的にその感動や興奮を継続させることはできません。
ではどうすれば、長期的に相手を動かすことができるのか?
筆者はこのように書いています。
「本気」になってもらう声だけをするのには、相手の価値観を知り、それに合わせて声をかける必要があるのです。
長期的に相手を動かしたいと思ったら、相手をまず知った上で、相手に合わせて言葉を変える必要があります。
相手に合わせた言葉をかけることによって、相手はちゃんと自分のことだと捉えることができます。
文章に書くのは簡単なのですが、実際にやってみると大変です笑
しかし、本当に相手のことを考えているのなら、まずは相手が、学生なのか?社会人なのか?どんな経歴なのか?将来は何をしたいと考えているのか?など、相手のことをしっかりと理解する必要があります。
『スゴイ!話し方』の紹介は以上です!
やはり、相手を動かしたかったら、相手のことをしっかり理解することが大切ですね。
自分の経験ばかりを自慢話のように話してきたり、「俺が若かったときは〜」のような感じで話してくる方がいらっしゃるのですが、その場はなんとなく聞いているだけで、記憶に残っていることがないですね笑
どうしても、後輩や下の立場の方にアドバイスをしたり、話をしたりするときは、聞かれてもないのに自分の話をしてしまいがちですが、本当に相手のことを思ったら、自分の話が中心なのではなく、相手を中心に話さなければいけないことを再確認させてくれる本でした。
自分が指示をしたり、教えたりしても、あんまり相手に響いている気がしないなという方は、ぜひ読んでみてください!
ではでは。
Twitter:@TToeic990