今回は、学識サロンのまぁ~さん著の『5秒でチェック、すぐに使える!2行でわかるサクサク仕事ノート』を紹介しています!
本書は、ビジネスマンなら絶対に知っておきたい、ビジネスエリートの叡智が詰まった1冊になっています!
しかも本書は、1つの知識やテクニックにつき、2行でまとめられているので、超絶読みやすいんです!
おそらく、社会人経験が豊富で、ご自身でも勉強されている方であれば、知っている内容も多いかと思います。
しかし、これから社会人になる方や、出世するためにこれから勉強を始めようとしている方にとっては、まず最初に読んでおきたい本だと思います。
ビジネスエリートの知恵が、体系的に分かりやすくまとめられているからです!
この動画では、本書の中でも特に私が大切だと思った4点に絞って紹介していきます!
また、せっかく紹介させていただくので、本書に書かれることに、私なりに情報を加えて解説していきいます!
youtubeでは、アニメーションを使った解説動画をあげています!
よろしければ、ご覧ください!!
Contents
2行でわかるサクサク仕事ノートの要約
センターピンを見極めよう!
センターピンとは、ボーリングで一番前に立っているピンのことです。
ボーリングでは、このセンターピンを倒さなければ、全部のピンを倒すことができません。
どんなかっこいいフォーム、綺麗なフォームで投げたとしても、このセンターピンを倒すことができないと、ストライクをとることはできません。
逆に、このセンターピンに向けてボールを投げれば、他のピンも一発で倒すことができます。
このセンターピン理論は、ビジネスや仕事でも通ずるところがあります。
いくら革新的なことをしたとしても、センターピンを外していては、あなたはストライクをとることはできません。
しかし、センターピンさえ狙うことができれば、残りのピンも倒すことができ、最大限の結果を得ることができます。
実は、このセンターピン理論は、ブロードキャピタル・パートナーズのCEOを務められている、折口雅博氏が提唱された考え方です。
折口氏は、過去にジョリアナ東京というディスコを、連日超満員の超大人気店へと手掛けました。
その際に折口氏が使っていた考え方が、このセンターピン理論だったそうです。
その当時、ディスコは週末は満員だが、月曜や火曜などの平日はガラガラだというのが当たり前だと考えられていました。
しかし、折口氏は、ディスコのセンターピンは「常に満員であること」だと考えたそうです。
そこで、ジョリアナ東京のオープン前から無料招待券を大量に配りました。
その結果、オープン初日から超満員で、平日も多くの人がくるようになったそうです。
そうなると、これまでディスコに行ったことがなかった人や、ディスコを敬遠していた人も、「すごい人気らしいから行ってみようか!」となり、さらに来店する人の数が増えました。
このように、センターピンが何かを見極め、倒すことができれば、最大限の結果を得ることができます。
もちろん、センターピンを見つけることは簡単ではありません。
しかし、常日頃からセンターピンは何かを考え、アンテナを張っておくことで、ふとした時に閃く瞬間があると思います。
ぜひ、皆さんも普段の仕事の中で、センターピンを考える癖をつけてみてください!
重要度マトリックスでやるべきことを考えよう!
皆さんは、日々の仕事の中で優先順位をつけているでしょうか?
おそらく中には、なんとなくで仕事を進めているという方もいると思います。
なんとなくで仕事を進めていると、「仕事が増えすぎて、何から手をつければいいか分かりない」「何からやろうか考えているうちに時間がだけがすぎていく」ということになってしまいます。
そんなポンコツにならないためにも、重要度マトリックスを使って、何をやるべきなのかを見極めましょう!
これは、大ベストセラー『7つの習慣』の著者である、スティーブン・R・ゴビー氏が提唱されたタスク管理法です。
重要度マトリックスを使ってタスク管理をすることで、「とりあえず頼まれた仕事から対応する」「思い出した仕事から手をつける」といった場当たり的な仕事の進め方から脱却することができます!
重要度マトリックスでは、緊急度と重要度の2つの軸でタスクを振り分けていきます。
重要度と緊急度のマトリクスとは?仕事に優先順位を付けて効率を上げよう! - 制作無料!月額5000円のサブスクリプション型HPなら沖縄 ホームページ制作のエクスクラン (ex-clam.com)より
結論から言うと、この重要度マトリックスで出した、緊急度と重要度が高いAの仕事を今すぐにやるべきです。
とはいえ、B〜Dの仕事を無視して良いわけではありません。
Bの仕事が急に緊急度が上がりAになったり、Cの仕事の重要度が上がりAになることもあります。
そのため、定期的に振り分けたタスクを見直していくことが大切です!
パレートの法則で仕事効率を爆上げ!
重要度マトリックスでタスク管理をする以前に、そもそも仕事の量が多すぎるんだよ!という方もいると思います。
そういった方に意識して頂きたいのは、パレートの法則です。
パレートの法則とは、イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレート氏が発見した法則で、経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出している」という意味です。
パレートの法則は他にも、80:20の法則とも呼ばれています。
これを日々の仕事に当てはめると、8割の仕事を2割の時間で終わらせて、残り2割の仕事を8割の時間で終わらせると考えることができます。
1日8時間勤務だとすると、2割とは約1時間半ほどです。
たった1時間半で8割の仕事を終わらせるなんて無理だ!という声もあがると思います笑
個人的には、正確に2割の時間で8割の仕事を終わらせなくてもいいと思っています。
しかし、人間の集中力は長く続くものではないので、2割という短い時間で、一気に仕事を終わらせる意識を持っておくことで、生産性をあげることができると思います。
私が以前紹介した、『がんばらない生き方大全』という本では、人間の集中力があがる時間帯は、午前10時半〜と午後4時半〜だと書かれています。
そのため、この2つの時間帯に、仕事を一気に進めて、他の時間帯は気持ちゆっくり進める感じで仕事するといいと思います!
これまで、なんとなくダラダラ仕事をしていたという方は、ぜひパレートの法則を意識してみてください!
『がんばらない生き方大全』については、こちらの動画で紹介しています!
この動画では、楽にやる気をあげる方法や、速攻で集中力を回復させるための方法を紹介していますので、よろしければご覧ください!
毎日死を意識しよう!
皆さんは、毎日、「死」を意識していますか?
「そんなこと、誰がするんだよ!」と思われるかもしれません。
しかし、あなたが今日という1日を無駄に過ごしたくないなら、「死」を意識することが大切です。
「死」を意識すると、時間の有限性を意識することができます。
時間には限りがあることを意識できれば、ダラダラとスマホをいじる時間は減るはずです。
その時間を使って、本を読んだり、家族と団欒する時間を増やしたりなど、必ず行動が変わると思います。
アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズ氏が、毎朝鏡の前で、「もし今日が人生最後の日だったら、僕は今からすることを“したい“と思うだろうか?」という質問を、自分に投げかけていたというのは有名な話です。
もし、その答えがNOが続くようであれば、何かを変える必要があると考えていたそうです。
皆さんは、今やっていることは、人生最後の日でもやりたいことですか?
もちろん、常に「死」を意識しながら生きるのは、かなり窮屈だと思います。
しかし、「ダラダラしている自分を変えたい」「自分が本当に幸せだと思える生き方」をしたいなら、この「死」を考えることは、とても役に立つと思います!
2行でわかるサクサク仕事ノートを読んだ感想
冒頭でも紹介した通り、本書はこれから社会人になる方や、これからビジネスエリートになりたいと考えている方に、最初の1冊として本当にオススメの本です。
ここまで多くの知識やテクニックが体系的にかつ簡潔にまとめられている本は、なかなかないと思います。
分かりやすく簡潔にまとめられているので、普段本を読まない方でも読みやすい1冊だと思います。
興味のある方は、ぜひ本書、『2行でわかる仕事サクサクノート』を読んでみてください!
ではでは。