仕事に集中できない、、、
勉強に集中できない、、、
あなたは、こういった経験が無いでしょうか?
おそらく、ほぼ全ての人が「集中できない」と感じたことがあると思います。
情報社会の中で生きる私たちの集中力は、昔の人と比べて低下していると言われています。
一説には、現代人の集中力は金魚以下!だそうです(笑)
もし、高い集中力を得ることが出来れば?
今よりも早く仕事を終わらせることが出来ます。
今よりも勉強・読書の効率を上げることが出来ます。
その結果、昇進したり、資格試験に合格することでより良い仕事を手に入れることが出来るかもしれません!
では、集中力を上げるためにはどうすればいいのでしょうか?
今回紹介する『ヤバい集中力』が、その答えを教えてくれます!
YouTubeではアニメーションを使った要約動画をあげています!
よろしければ、こちらもご覧ください!!
Contents
ヤバい集中力の要約
ヤバい集中力:私たちの中には獣と調教師が存在する!
動物は本能で生きている。
人間は、本能だけでなく理性を兼ね備えている。
と言われるように、私達には本能と理性があります。
本書でいう、獣とは本能のことで、調教師は理性のことです。
例えば、あなたが仕事中に「お酒が飲みたい!」と思ったとします。
獣はお酒を強く欲しますが、それを調教師が抑えることで、勤務中に飲酒することを防いでいるわけです(笑)
これは調教師が獣を抑えている例ですが、調教師が獣を抑えられないことは多くあります。
例えば、集中して仕事をしなければいけないのに、関係のないことをずっと考えてしまったり、読書をしようとしても、気づいたらスマホを何時間もいじってしまったなど、獣を抑えられなかった経験は皆さんお持ちだと思います。
このようなことが起こってしまうのは、獣と調教師に次のような特性があるからです。
獣の3つの特性
①難しいものを嫌う
②あらゆる刺激に反応する
③パワーが強い
調教師の特性
①論理性を武器に使う
②エネルギー消費が多い
③パワーが弱い
『ヤバい集中力より』
調教師のように論理的に考えることは多くのエネルギーを使ってしまいます。
そのため、獣は抽象的でわかりずらいものを避け、具体的でわかりやすいものを好みます。
だからこそ、読書や勉強をしなくてはと思っていても、スマホやゲームをしてしまうと考えられます。
また、獣はあらゆる刺激に反応してしまいます。
仕事や勉強をしているときに、最初は集中できたのに、ふとした時に別のことが頭に浮かんでしまい、集中できなくなってしまったという経験はないでしょうか?
我々の脳が受け取る情報の量は、1秒間に1100万件を超えると言われています。
大量の情報が、獣の注意を引いてしまい集中が出来なくなってしまうのです。
さらに、獣は調教師よりもパワーが強いです!
食欲や睡眠欲、性欲など様々な欲がありますが、これらの欲に勝てないのは、獣のパワーが強すぎるからです。
ここまで読むと、獣が私達から集中力を奪ってしまうように思われてしまうかもしれません。
しかし、獣を上手に飼いならすことで、莫大な集中力を得ることが出来ます!
現代は情報社会と言われるように、私達は大量の情報を毎日摂取しています。
そのため、獣が暴走しやすい環境になっています。
そんな中、獣を飼いならして莫大な集中力を手に入れることが出来たら?
あなたは、周りの人と比べて、圧倒的なパフォーマンスを発揮することが出来ます!
では、獣を飼いならすための方法について、これから紹介していきます!
ヤバい集中力:獣にエサを与えよ!
獣を飼いならすためには、まずは獣にエサを与えましょう!
動物と同じように、エサを与えることで、脳の獣も飼いならすことが出来ます。
一番簡単な方法は、カフェイン!
カフェインの効果について、本書では次のように書かれています。
150~200mgのカフェインを飲むと約30分で疲労感がやわらぎ、注意力の持続時間が向上する
『ヤバい集中力』より
カフェインは、手っ取り早く集中力を高めることが出来ますが、使い方に注意が必要です。
具体的には、次の5原則を守って摂取しましょう!
①一度に缶コーヒー2本(カフェイン400mg)以上飲まない
②コーヒーにはミルクかクリームを入れる→生まれつきカフェインに弱い方向け
③起床から90分はカフェインを飲まない
④アメリカ陸軍開発のスケジューリングサービス「2B-Alert」を使う
⑤緑茶に含まれるリラックス成分「テアニン」と一緒に飲む
『ヤバい集中力』より
特に③は、要注意です!
コーヒーを朝の目覚めの一杯として飲んでいる方は多くいらっしゃると思います。
実をいうと、私もそうでした(笑)
人間の身体は午前6時頃から、コルチゾールというホルモンが分泌されます。
コルチゾールが分泌されることで、少しずつ目が覚めるようになります。
このコルチゾールは起床後から90分で減り始めるのですが、ここでカフェインを摂取してしまうと、脳への刺激が強くなりすぎてしまい、心拍数の上昇や頭痛といった副作用が出やすくなってしまいます。
そのため、起床後90分間はコーヒーを飲むのを控えましょう!
また、「2B-Alert」とは、ざっくり説明するとカフェインを摂取するベストなタイミングを教えてくれるものです。
カフェインを多くとってしまうと、少しずつ脳に耐性がついてしまい、カフェインが効きづらくなってしまいます。
そこで「2B-Alert」を使うことによって、必要最低限のカフェイン摂取で最大限の効果を得ることが出来ます!
地中海食は集中力を上げる魔法の食事!?
脳に適切な栄養を与えなければ、まともに働きません。
集中力を上げるためのテクニックはたくさんありますが、正しい食事なしでは、意味がなくなってしまいます。
では、集中力を上げるための食事とは?
ズバリ、地中海食です!
地中海食の効果について、本書では次のように書かれています。
・地中海食を徹底するほど脳機能が改善し、ワーキングメモリ、注意の持続力、セルフコントロール能力などが向上する
・その効果は、国籍、性別、年齢を問わずに確認された
『ヤバい集中力』より
また、集中力を上げるための必須栄養素として、次のものが挙げられています。
・鉄分、亜鉛、マグネシウムなどのミネラル
・ビタミンD
・葉酸、ビタミンB12
・オメガ3脂肪酸
・コリン
・必須アミノ酸
・Sアデルシルメチオニン
『ヤバい集中力』より
これらの栄養素を摂取することで、脳の働きをよくすることが出来ます!
逆に、これらの栄養素が不足することで、うつ状態や感情のコントロールが出来なくなってしまいます。
私は非常にめんどくさがりなので、サプリメントを取るようにしています(笑)
サプリメントを取るようになってから、確かに集中できるようになりましたし、気持ちもポジティブになってると感じます。(プラシーボかもしれませんが(笑))
本書では、脳に良い食べ物と脳に悪い食べ物が、具体的に紹介されています!
また、効果をさらに上げるための食事法についても紹介されているため、興味がある方はぜひ本書を読んでみて下さい!
ヤバい集中力:手軽に出来る集中力の高め方!
最後に、本書で紹介されている方法の中で、私が実際に実践して効果があると感じたものの中で、1番手軽な方法を紹介します
それが、「デタッチド・マインドフルネス」です。
読書や勉強をしている途中に、いきなりゲームがやりたくなってしまった。
といった、獣が衝動的に働いたときに、とても有効的な方法です。
「デタッチド・マインドフルネス」のやり方は、思考から感情から距離を置いて、ひたすら観察に徹することです!
例えば、先ほどの読書中にゲームがしたくなったら、「また獣が目先の楽しみにつられて、自分を乗っ取ろうとしているな。とりあえずスルーして、5分だけ読書を続けよう」のような感じで読書を続けます。
このように、自分の思考や感情を観察することで、獣が落ち着くまでやり過ごすことが出来ます。
獣が暴れ出したら、「デタッチド・マインドフルネス」でいったん距離を取りましょう!
私は、主に読書やブログを書いているときに、「デタッチド・マインドフルネス」をしますが、これをやってから作業を中断してゲームやネットサーフィンをしてしまう回数が減りました!
また、これはダイエットにも効果的な方法だなと思いました。
私はダイエットをしていますが、突然お菓子やジャンクフードを食べたくなる時があります。
その時に、「デタッチド・マインドフルネス」を使って、獣を撃退しています!笑
ヤバい集中力を読んだ感想
私も以前から、「もっと集中出来れば」と思うことがたくさんありました(笑)
勉強や読書をしていると、スマホが気になったり、ゲームがしたくなったり
ブログを書いていても、気づいたら野球の記事を読んでいたり、
思い返すと、自分の集中力は金魚以下だなと思います(笑)
高い集中力を手に入れることが出来れば、人生が変わります!
実際に私は、1ヵ月に読める本の数が増え、ブログやyoutubeも、より多くの記事と動画を上げることが出来ています。
その結果、副業の収益も上げることが出来ています。
副業でなくても、高い集中力があれば仕事も順調に進めることが出来ます。
その結果、社内での評価が上がり、昇進につながるでしょう。
そのためには、私達の中に潜む獣を飼いならす必要があるのです!
莫大な集中力を手に入れたい!という方は、ぜひ『ヤバい集中力』を読んでみて下さい!
ではでは。