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要約&書評

【要約&書評】一流の人が、他人に何を言われても やらなかったこと。 人生の価値を決める「秘密の行動基準」40

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今回は、千田琢哉さん著の「一流の人が他人に言われてもやらなかったこと」を紹介していきます。

皆さんは一流になりたいでしょうか?

一流になるためや、成功するためにするべきことについて書かれた本はたくさんあります。

もちろん、一流がやっていることを実践することも大切ですが、逆に絶対にやらないことを知ることも大切です。

一流がやらないことばかりやっていては、当然一流になることはできないからです。

そこで本書では、一流の人が共通してやっていないことについて書かれています。

この記事では、本書の中から私が参考になったポイントを4つ厳選して紹介していきます!

一流の人が他人に言われてもやらなかったことの要約

時給で仕事をしない

著者は、サラリーマン時代に上司から「時給で考えろ」「時給を上げろ」と何度も言われていたそうです。

サラリーマンとして働いていると、あまり時給を意識することはないかもしれません。

だからこそ、短い時間で大きな成果をあげられるようにするために、時給で考えて、時給を上げることが大切であると考える人もいるのだと思います。

また、パートや派遣で働いている方は、時給が高ければ高いほど嬉しいと思います。

しかし、本書では時給で考えることを真っ向から否定しています。

その理由について本書では次のように書かれています。

 

時給という考えが通用するのは誰でもできる単純作業であり、これからはAI(人工知能)に全て奪われるだろう。

一流の世界では時給という概念などいっさいなく、生まれてから今日までの集大成がお金に反映し、しかも複利で雪だるま式に増えていくのだ。

 

本書にも載っておりますが、ピカソにはファンの女性から絵を描くことを頼まれて30秒で描いた絵に、100万ドルを請求したというエピソードがあります。

30秒で描いた絵ですから、それに対して100万ドルは高すぎると感じてしまいますよね?

当然女性も100万ドルを請求されて驚くわけですが、ピカソは「この絵は30年と30秒の結晶」ですと回答したそうです。

確かに、その絵を描いた時間は30秒かもしれませんが、その絵を描けるようになったのには30年もかかっています。

一流の世界では、この考え方が当たり前のものなのです。

時給で考えて働いてしまうと、生まれてから今日までの集大成がお金に反映されているという視点が抜けてしまいます。

私自身、今のYoutubeは時給で換算すると、200円くらいです笑

ですが、これからも本を読み、いろんな経験を積んで、それを発信していくことで、収入を雪だるま式に増やせるように頑張ろうと思いました。

 

「時短」「早帰り」に騙されない

最近では、時短勤務や早帰りを導入している会社も増えてきています。

人によっては、プライベートと仕事のバランスが取れたり、家庭との両立ができるなど、メリットがあると思います。

実際に私も、YouTubeでもっと稼げるようになったら、時短勤務できる会社に転職したいななんて思っていました笑

しかし、本書では時短勤務や早帰りに騙されてはいけないと書かれています。

まず、会社はサラリーマンのことを思って、時短勤務を導入しているわけではありません。

国の方針に従うふりをしているだけで、真の目的は残業代カットで人件費を大幅削減をするために、時短勤務や早帰りの制度を導入しているのです。

そもそも、何かの分野で一流になろうとする人が、時短や早帰りに喜ぶことはありません。

1秒でも惜しんで、将来のために知恵を絞り続けています。

著者も実際に、人生のすべてを執筆につなげるように仕向けてきたと本書で書かれています。

だからこそ、178冊もの書籍を出版し、合計350万部を突破することができたのだと思います。

私自身、youtubeでチャンネル登録者数100万人達成という目標を持っていますが、1秒でも惜しんでyoutubeについて考えられているかというと、自信を持って答えられません。

もっと、仕事や家庭、普段の何気ない日常の一コマをYoutubeにつなげられることができたら、もっといい動画を作ることができるのではないかと思います。

そのため私も、人生のすべてをYouTubeにつなげられるようにしたいと思います。

 

仕事とプライベートを無理に分けない

最近では、ライフワークバランスを重視する人が増えてきています。

しかし、本書では一流の世界は仕事とプライベートの区別はなく、すべてが仕事であり、すべてがプライベートであると書かれています。

仕事とプライベートをきっちり分けることができる人がプロであると考えているかもしれません。

ですが、一流の人は例外なく仕事とプライベートが一体化させており、プライベートも勝手に仕事につながっているそうです。

著者自身も、プライベートの出来事はすべてネタになっており、執筆やコンテンツ作り以上の娯楽はなく、仕事もプライベートもシームレスになっていると本書では書かれています。

先程も触れた通り、最近ではワークライフバランスを重要視する人が増えており、それが会社選びの基準になっている人もいると思います。

個人的には、どちらかというとワークライフバランスがとれるほうが好きです。

ですが、一方で仕事とプライベートがシームレスになる感覚も分かります。

私自身、本を読んで、内容を動画で紹介することは、仕事というよりも趣味の一部になっています。

一流の人は、この感覚が私よりも遥かに強いのだと思います。

もしかしたら中には、そんな仕事とプライベートがシームレスになれるような仕事が見つけられないという方もいると思います。

そういった方には、私が以前に紹介した、せらか課長さん著の「大人の夢の叶え方」が役に立ちます!

本書では、大人でも渇望できる夢を見つけるための方法が書かれていますので、ぜひ参考にしてみてください。

ずる休みをしてでも睡眠を妥協しない

もしかしたら、一流の人は睡眠を削ってでも仕事をしているイメージがあるかもしれません。

しかし、実は一流の人は睡眠を妥協しません。

著者も今の自分があるのは、睡眠を妥協しなかったからだと、本書で書かれています。

実際に、著者は書斎を100%睡眠中心にセレクトしたものであり、遮光や防音にこだわっているそうです。

あなたの周りには睡眠を削って仕事をしていることを自慢している人がいるかもしれません。

また、睡眠不足でも仕事を頑張っている自分に優越感を感じでいるかもしれません。

しかし、それは頑張っている気がしているだけであって、実際には生産性が低く、正しい判断はできていないのです。

だからこそ、一流は圧倒的な成果をあげるために、睡眠を妥協することはないのです。

睡眠は、時間も確保することも大切ですが、質を上げることも大切です。

睡眠の質を上げるための方法を知るためには、「スタンフォード式 最高の睡眠」や「睡眠こそが最強の投資である」がとても参考になります。

私自身、不眠症に悩んでいた過去があり、こういった本を読んで実践することで解消することができました。

そのため、睡眠の質を上げる方法を知りたいという方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

本書では、この記事では紹介しきれていない、一流の人がやらないことが、まだまだ解説されています。

中にはサラリーマンとして働いていると実践しづらいものがあったり、少し受け入れづらいものもあると思います。

しかし、普通の人が考えてもいないことや、受け入れづらいこともやっているからこそ、一流になれていると考えることもできると思います。

そのため、これから一流になりたい、普通の人で終わりたくないと思っている方は、ぜひ本書を読んでみて下さい!

 


ではでは。

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