スマホさえあれば布団の中でも学べる

ふとん大学。

要約&書評

脳が冴える15の習慣|ぼーっとする頭をスッキリさせます!

投稿日:

 

 

最近、頭がぼーっとして働かない

仕事や作業に集中出来ない

 

こういった悩みはないでしょうか?

すぐに集中力が切れてしまうと、仕事が捗らず予定通りに終わらなくなってしまいます。

また、頭がぼーっとしていると、新しいアイデアを思いつくことが出来ず、ずっと悩むことになってしまいます。

そんな状態からは、速く抜け出したいですよね?

そこで今回紹介する、『脳が冴える15の習慣』が、あなたのぼんやり頭をスッキリさせて、記憶・集中・思考力を高めるための方法を教えてくれます!

 

脳が冴える15の習慣の要約

脳にもウォーミングアップが必要

在宅ワークにより、仕事が始まるギリギリまで寝ているという方もいると思います。

ぼーっとしながら仕事を始めるが、なかなか集中できず、仕事が捗らないなんてことになっていないでしょうか?

体と同じように、脳も、起きてからすぐにフル回転出来るわけではありません。

もちろん、睡眠は重要ですが、集中力を上げるためには、脳のウォーミングアップが必要なんです!

脳を活動モードにするためには、まず太陽の光を浴びることが大切です。

その後、足・手・口を意識的に動かしていきましょう!

足・手・口を動かす運動をすることによって、脳の血流を良くすることが出来ます。

特にオススメなのが、散歩です!

歩くことで、脳全体に血液をめぐりやすくすることが出来ます。

また、朝の散歩の効果は、脳のウォーミングアップだけではありません。

樺沢紫苑さん著の『行動最適化大全』では、朝の散歩をすることで、①セロトニンの活性化 ②体内時計のリセット ③ビタミンDの活性化の3つの効果が得られると書かれています。

セロトニンが分泌されると、精神が安定する、脳の回転がよくなる、姿勢が良くなるといった効果があります。

また、ビタミンDを活性化させることにより、夜の睡眠の質を上げることが出来ます!

朝に散歩をするだけで、1日を生産的に過ごすことができる上に、夜もぐっすり眠れるようになるんです!

「なんか、毎日だるい」「体の疲れが取れない」という方は、ぜひ朝の散歩を取り入れてみて下さい!

 

先ほど紹介した『行動最適化大全』については、こちらの動画で紹介しています!

本書をもとに、あなたの毎日を充実させるための朝と夜の過ごし方について解説してますので、よろしければ参考にしてください!

 

 

試験を受けている状態を作ろう

「締め切り間近に、もの凄い勢いで仕事を終わらせた」という経験はないでしょうか?

または、学生時代に、夏休みの宿題を最後の1日で一気に終わらせたということはないでしょうか?

私も夏休みの宿題を最後までため込んでしまうタイプでした(笑)

毎回、「何でギリギリにならないと出来ないんだろう」「最初に終わらせられれば、こんな苦しい思いはしなかったのに」と疑問に感じていました(笑)

毎日の仕事・勉強も、締め切り間近と同じくらい進めることが出来たら、最高ですよね!?

少ない労働時間で、多くの仕事をこなすことが出来れば、残業が無くなるかもしれません。

また、会社でのあなたの評価が上がり、給料が上がるかもしれません。

それを可能にしてくれるのが、脳の基本回転数を上げることです!

脳の基本回転数を上げることによって、短期間にぐっと集中することが出来ます。

脳の基本回転数を上げるためには、時間の制約が必要です。

「何時までにこの仕事を終えなければいけない」「何時までに、○○ページ進めなければいけない」のように、時間に制約がある状態を作らなければ、脳の基本回転数を上げることが出来ません。

そのため、「試験を受けている状態」を作ることが大切なんです!

学校のテストでも、資格試験でも、制限時間があります。

制限時間があるからこそ、その時間内に問題を解こうとします。

逆に、制限時間がないと、ダラダラ解いてしまうと思います。

残業が当たり前になってしまっている人は、時間の制約を作らずに、なんとなく進めていないでしょうか?

定時までに仕事を終わらせるためには、「12時までには○○を、15時までには○○を終わらせなければいけない」のように、逆算して時間割を決めることで、仕事の効率を上げることが出来ます。

もちろん、残業には、そもそも仕事の量が多すぎるというケースもあると思いますが、「試験を受けている状態」を作ることによって、今よりも早く仕事をこなすことが出来るようになります!

脳の基本回転数を上げるためには、「試験を受けている状態」を作ることが必要ですが、ここで1つ注意点があります。

私達、人間には「楽観バイアス」というものがあり、物事を自分の都合のいいように楽観的に解釈してしまう傾向があります。

そのため、現実的ではない時間割を設定してしまい、予定通りに仕事を終わらせられなくなってしまう可能性があります。

それが続いてしまうと、やる気が無くなってしまいますよね?

メンタリストDaiGoさん著の『毎日、うまくいく人の「意外な解決法」』では、「楽観バイアス」の対策として、次の2点が紹介されています。

 

①実際にかかった時間を思い出し、他人のことを見積もるような気持ちで、計画を見通すこと

②自分の能力を過信せず、現実的な計画を立てること

『毎日、うまくいく人の「意外な解決法」』より

 

いつも、計画倒れをしてしまうという方は、ぜひ試してみて下さい!

 

毎日、うまくいく人の「意外な解決法」』についても、こちらの動画で紹介しております!

こちらの動画では、本書の内容をもとに、あなたが本当にやりたいことが出来るようになるための方法を紹介しています!

よろしければ、ご覧ください!!

 

 

やっぱり睡眠は大事

私のYoutube動画でも度々取り上げておりますが、やっぱり睡眠は大切です!

脳のウォーミングアップや「試験を受けている状態をつくる」ことを実践したとしても、睡眠不足では、意味がなくなってしまいます。

睡眠が不足してしまうと、疲労が回復せず、日中に脳が働かなくなってしまいます。

それだけでなく、記憶の定着や思考の整理が出来なくなってしまい、物忘れがひどくなったり、考えがまとまらなくなってしまいます。

人によって、最適な睡眠時間は異なりますが、出来れば7時間半は確保するようにしましょう!

とはいえ、ただ7時間半寝ればいい話ではありません!

睡眠の質を上げることも大切です!

実は、私達の睡眠は最初の1時間半で決まるんです!

最初の1時間半の睡眠の質が悪いければ、いくら長く寝ても疲れが取れなくなってしまいます。

しかし、なかなか眠れない日もありますよね?

そこで、簡単に寝付く方法があります!

それが、足→腰→背中→手の指→腕→肩→首の順に、意識して力を抜いていくことです!

毎日、ストレスやプレッシャーのかかる中で仕事をしている人は、寝ようとしているときでも、体の力が入ってしまっています。

体に力が入ってしまっていては、なかなか寝付くことが出来ません。

そのため、力を抜くことが大切なんです!

また、睡眠の質を高めるために、寝る前にやってはいけないこともあります。

刺激的な映像に触れる、激しい運動をする、激しい議論をするといったことは避けましょう。

また、コーヒーやエナジードリンクに含まれるカフェインにも注意が必要です。

カフェインの効果は、5~7時間ほど続くため、夕方以降の摂取は避けましょう!

 

「なかなか眠れない」「寝ても疲れが取れない」という方には、DaiGoさん著の『賢者の睡眠』という本がオススメです!

本書の中から、実際に私が実践して効果のあったものを、こちらの動画で紹介しておりますので、よろしければ、ご覧ください!

 

 

家事が脳を鍛える!

皆さんは、家事は好きでしょうか?

おそらく、「家事は嫌い」「出来ればやりたくない」という方も多いと思います(笑)

私もそのうちの一人です(笑)

しかし、家事をすることで、脳の前頭葉を鍛えることが出来るんです!

前頭葉では、目や耳から入ってきた情報を、すでに記憶にある情報と組み合わせたり、それを元に思考や行動を組み立て、体に命令を出す働きをしています。

いわば、脳の司令塔のような役割を果たしています!

本書では、特に現代人は前頭葉が指示を出し続ける体力が欠けていると書かれています。

前頭葉の体力が切れてしまった時に、私達を動かすのは感情系の欲求です。

私達の欲求とは、多くがめんどくさいことはしたくない、楽をしたいというものです。

その結果、ダラダラ過ごしてしまうことにつながります。

仕事でも、やろうと思えば、もっと早く終わらせられるのに、やる気が出ず、ダラダラやってしまった経験はないでしょうか?

また、休みの日に資格の勉強をしなくてはいけないのに、なかなか始められないということはないでしょうか?

まさにこれらは、前頭葉の体力が落ちている証拠です。

前頭葉の体力が鍛えられれば、意志的・自主的に行動できる人になることが出来ます!

そこで、前頭葉の体力は、日常的な雑用をめんどくさがらずに片付けられることで鍛えることが出来ると本書では書かれています。

私達の生活は、昔と比べてかなり便利になりました。

洗濯や掃除、食器洗いなど、私達がやらなくても、全て機械がやってくれます。

また、デリバリーサービスを利用すれば、家にいながら美味しいご飯を食べることが出来ます。

もちろん、生活を便利にすることは良いことですが、家事を全て機械やサービスに任せていると、脳の基礎体力を落としてしまっていることを認識した方が良いかもしれません。

そのため、まずは少しずつでもいいので、自分で家事をする場面を作っていきましょう!

 

 

脳が冴える15の習慣を読んだ感想

 

本書に書いてあることは、生活リズムを整える、睡眠をしっかりとるといった、当たり前のことが多いです。

しかし、当たり前のことが出来ていないからこそ、脳が上手く働かなくなってしまっています。

私も、本書を読んでいて、分かってはいるんだけど出来ていない習慣がありました(笑)

もしかしたら、私の前頭葉の体力が落ちまくっているのかもしれません。

また、本書で書いてあることは当たり前のことだからこそ、どれも実践しやすいです。

何か特別なモノを買う必要もなく、必要なのは、意識を変え、行動を変えるだけです。

これまで、頭がぼーっとしたり、集中力が続かずに悩んでいた方は、ぜひ『脳が冴える15の習慣』を読んでみて下さい!


 

ではでは。

-要約&書評

Copyright© ふとん大学。 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.