イラっとしてしまい怒鳴ってしまった
カッとなってしまい、取り返しのつかないことをしてしまった
このような悩みや経験はないでしょうか?
仕事でも家庭でも、どうしてもイライラしてしまうことはあると思います。
その時に、感情任せに行動をしてしまうと、人間関係を悪化させてしまうかもしれません。
最悪の場合、相手やモノを傷つけてしまい、あなたの人生を台無しにしてしまうかもしれません。
私達は、多くのストレスにさらされながら、毎日を送っています。
多くのストレスにさらされていると、怒りっぽくなってしまいます。
そのような状況でも、自分を見失わないために、幸せに生きるためには、怒りをコントロールすることが大切です。
そこで今回紹介する、『アンガーマネジメント超入門 怒りが消える心のトレーニング』があなたの怒りをコントロールする方法を教えてくれます!
怒りはどうしても起こってしまうものであり、生きていく上では必要なものになります。
怒りがなくなってしまうと、自分の危険を察知することが出来なくなってしまいます。
そこで本書では、怒りを無くす方法ではなく、怒りと適切に向き合い、コントロールするための方法が解説されています!
Youtubeではアニメーションを使った解説動画をあげています!
よろしければ、こちらもご覧ください!!
Contents
怒りが消える心のトレーニングの要約
とにかく6秒待て!
皆さんにも、イラっとしてしまい、怒りを爆発させてしまった経験があると思います。
私はスマホゲームでクリアできず、思わずスマホをぶん投げて壊してしまった経験があります(笑)
私のように、イラっとした時に反射的に行動をしてしまうと、後で後悔することになります(笑)
もしかしたら、皆さんにも、「思わず相手に暴力をふるってしまった」「何かモノにあたってしまった」という経験があるかもしれません。
そんなときに効果的なのが、”とにかく6秒待つ”ということです!
私達の怒りの感情は、長くても6秒がピークだと言われています。
そのため、この6秒間を乗り切ることが出来れば、少しずつ気持ちが落ち着く、反射的に行動してしまうことを防ぐことが出来ます。
イラっとしたら、6秒数える、深呼吸をするなどして、怒りをそらしましょう!
これは、とても単純な方法ですが、効果は絶大です。
私も6秒待つことを試してから、ゲームでイラっとしても、反射的に行動することが少なくなりました!笑
セルフトークとコーピング
コーピングとは、自分を落ち着かせるための言葉を口にしたり、頭の中で唱えることで、怒りが爆発するのを抑えることです。
上司から定時間際に、急に仕事を振られてイラっとしますよね?
そういった時に、イライラを態度や言葉に出すのではなく、「大丈夫」「一旦、落ち着こう」など、自分に言葉をかけてあげましょう!
イラっとしているときは、心に余裕がありません。
そんな時に、言葉が思いつかないと怒りの爆発を抑えられないので、自分にかけてあげる言葉は前もって決めておくことがオススメです!
また、セルフトークも怒りを鎮めるのに効果的です。
セルフトークとは、心の中で生まれる一人ごとです。
私達は、1日に5万回もセルフトークをしていると言われています。
そして、私達の感情や行動は、セルフトークが引き金となって起こります。
皆さんにも、「あいつムカつくな」「上司がウザいな」など、心の中でひとり言をしたことがあると思います。
ネガティブなセルフトークをしてしまうと、感情や行動もネガティブになってしまいます。
そこで、イラっとした時こそ、ポジティブなセルフトークを意識的にしていきましょう!
「ここを踏ん張れば、楽しい週末が待っている」「今頑張れば、評価が上がって昇給出来るかもしれない」など、あなたの気持ちを盛り上げる言葉をかけていきましょう!
セルフトークについては、『理想の自分をつくるセルフトークマネジメント入門』という本で詳しく解説されています!
こちらの動画でも、本書について紹介していますので、よろしければご覧ください!
「アンガーログ」をつけてイライラの傾向を知る
皆さんは、自分が何にイライラしているか分かりますか?
意外と、何にイライラしているのか分からないことがあると思います。
家でイライラしてしまうのは、仕事でのストレスが原因かもしれません。
いつもだったら怒らないことなのに、イラっとしてしまったのは、過去に起きた出来事が原因でイライラしていたからかもしれません。
怒りっぽくなってしまうのを解決するためには、「あなたが何に怒っていて、どれくらいイライラしているのか」を知ることが大切です!
そこで、イラっとしたことがあるときに記録する、アンガーログをつけていきましょう!
アンガーログでは、イラっとしたたびに、何に怒っているのか、どれくらいイライラしているのかを記録していきます。
記録したものは、すぐに解決しようしなくて大丈夫です。
心が落ち着いていないのにアンガーログをみてしまうと、またイライラしてしまうかもしれません。
そのため、あなたの気持ちが落ち着いたときに、振り返りをしていきましょう!
アンガーログをつけることで、あなたが何に怒りやすいのか傾向を知ることが出来ます。
また、紙に書いている間に6秒経つため、怒りを鎮めることも出来ます!
「事実」と「思い込み」を分けよう!
皆さんには、自分の思い込みから怒ってしまった経験はないでしょうか?
恋人やパートナーがたまたま異性といるところを見て、「浮気だ!」と怒ってしまうのも思い込みが原因です。
イラっとしてしまうと、どうしても冷静に考えることができず、感情が先走ってしまいます。
そこで、怒りが爆発しそうになったら、まずは「事実」と「思い込み」を切り分けていきましょう!
恋人が異性といたのは、「浮気なのか?」「デートだったのか?」「たまたま会っただけなのか?」など、1つ1つ事実を確認していきましょう。
あなたの感情や行動は、事実を確認し終わった後に考えます。
とはいえ、イラっとしているときに冷静に考えることは難しいです。
そのため、普段から「事実」と「思い込み」を切り分けるトレーニングをしていきましょう!
変えられないことは放っておく
怒りにとらわれてしまうと、楽しい人生を送ることが出来ません。
怒りの中には、あなたの力では解決できないこともあります。
分かりやすい例を挙げると、電車の遅延です。
朝の通勤の時に、電車が遅延するとイライラしますよね?
電車も混んでいるなか、電車がなかなか進まないと、だんだんとイライラしてしまいます。
しかし、この状況はあなたの力で変えることは出来ません。
自分には変えられないことにイライラするのではなく、その状況を受け入れ、会社に早めに連絡するなど、できることをしましょう。
電車の遅延以外にも、自分が変えられないことにイライラしてしまうことはあると思います。
そのようなイライラは、なるべく早く手放したいものです。
そこで、怒りを「変えられる/変えられない」「重要/重要ではない」の2つの軸で分類していきましょう!
この2つの軸で怒りを分解することで、あなたが手放すべき、重要ではない怒りと、あなたが解決するべき重要な怒りを見つけることが出来ます。
怒りが消える心のトレーニングを読んだ感想
怒りを爆発させることは、自分だけでなく、周りの人も不幸にしてしまいます。
私は小さいころから怒りっぽく、モノにあたってしまう癖がありました。
この記事でも書いた通り、スマホを壊してしまったり、壁に穴をあけてしまったこともあります(笑)
そのため、もっと早く本書に出会いたかったです(笑)
もちろん、怒ることが全くダメというわけではありません。
子供や部下への教育上、どうしても怒らないといけない場面もあります。
しかし、その時に頭ごなしに怒るのではだめです。
怒り方にも良い起こり方と悪い起こり方があります。
本書では、適切な怒り方も解説されており、とても参考になります。
怒りっぽい自分の性格を変えたいという方は、ぜひ本書、『アンガーマネジメント超入門 怒りが消える心のトレーニング』を読んでみて下さい!
ではでは。