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要約&書評

【要約&書評】12000冊のビジネス書を読んで試した経営コンサルが名著100冊から「すごい時間のつかい方」を抜き出して1冊にまとめました

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今回は大杉潤さん著の『12000冊のビジネス書を読んで試した経営コンサルが名著100冊から「すごい時間のつかい方」を抜き出して1冊にまとめました』を紹介していきます。

皆さんは、毎日が充実していない、仕事とダラダラスマホだけで1日が終わってしまうといった悩みはないでしょうか?

本書はそういった方に役立つ1冊です!

本書の著者である大杉さんは、年間300冊以上のビジネス書を40年間読み続け、学んだことをご自身でも実践されてきています。

本書では、そんな著者によって名著100冊を厳選して、すごい時間の使い方がまとめられています。

この記事では、本書の中から生産性を上げるための時間の使い方、1日の時間の使い方を設計せよ、歳をとっても体感時間を長くする方法の3つについて紹介していきます!


 

12000冊のビジネス書を読んで試した経営コンサルが名著100冊から「すごい時間のつかい方」を抜き出して1冊にまとめましたの要約

生産性を上げるための時間の使い方

一昔前の日本では、長時間働くことが美徳とされていました。

ですが現在では、働き方改革の影響によって、残業時間が規制されたことによって、そういった会社は減ってきています。

そのため、今は長時間働くことよりも、短い時間でいかに成果を挙げるかという、生産性の向上が注目されるようになっています。

そこで本書では、生産性を上げる方法がまとめられた『世界一の生産性バカが1年間、命がけで試してわかった25のこと』から、著者が実際に試して効果があった方法が紹介されています。

この記事ではその中から、私が特に大事だと思ったことを3つ厳選して紹介していきます。

 

①生産性が上がる時間帯

②シングルタスクを徹底させる

③睡眠こそ最強の武器

 

まず一つ目の生産性が上がる時間帯は、著者が最も効果のある方法だったと本書で書かれています。

よく成功者が朝早く起きて仕事をしている、勉強をしていたという話を聞くと思います。

やはり朝は一番脳疲労が少ない状態であり、その時間が1番生産性高く作業することができるのです。

実際に著者は、朝4時台に起床するようにしてから、クリエイティブな仕事の生産性が飛躍的に向上したと本書で書かれています。

体質によって自分にあった生産性が上がる時間帯は異なると思いますが、生産性を上げたい人は、一度朝の時間の使い方を見直してみてください。

続いてはシングルタスクを徹底するです。

短い時間で多くの仕事やタスクを終わらせるために、マルチタスクをすることは逆効果です。

私もついついやってしまうのですが、同時に2つの仕事が進められているから効率的なように思えても、実際にはシングルタスクでそれぞれやった方がスピードも質も高くなります。

個人的には、マルチタスクをすると余計に疲れてしまい、その後の生産性が落ちてしまうので、やはりシングルタスクを徹底することは大切だなと改めて思いました。

では3つ目の方法が睡眠こそ最強の武器です。

生産性のあげ方については、数々の本で書かれていますが 、良質な睡眠をとることが最も大切な方法だと思います。

いくら生産性を上げるテクニックを知っていたとしても、睡眠不足で頭がぼんやりしたままでは、集中して仕事やタスクに取り掛かることができず、生産性は下がってしまいます。

また睡眠不足だと、せっかく集中できる朝の時間帯も有効に使うことができず、一日を通して生産性が低くなってしまいます。

個人的には、睡眠不足の日は朝から頭が痛かったり、やる気がわかずにダラダラとスマホをみてしまうことが多いので、特に睡眠の質を上げることは大切だなと感じました。

睡眠の質のあげ方については、過去にメンタリストDaigoさん著の『賢者の睡眠』の中で紹介しておりますので、ぜひこちらの動画も参考にしてみてください!

 

 

一日の時間の使い方を設計せよ!

人生は時間の使い方によって決まるといっても過言ではありません。

時間は唯一、誰にでも平等に与えられているものです。

そのため、一日24時間の使い方が、あなたの人生を左右します。

そこで時間の使い方の参考になるのが、ちきりんさん著の『自分の時間を取り戻そう』です。

本書では、自分の時間を取り戻すための方法として、次の5つの点を挙げています。

 

①1日の総労働時間を制限する

②業務ごとの投入時間を決める

③忙しくなる前に休暇の予定を立てる

④余裕時間をたくさん確保する

⑤仕事以外のこともスケジュール表に書き込む

 

自分の時間を確保するためには、まずは仕事の時間を制限することが大切です。

当たり前ですが、長時間の残業を繰り返していては、自分の時間を作ることができません。

そして仕事の時間を制限したら業務ごとの投入時間を決めましょう。

なんとなくで仕事を進めていると、どうしてもダラダラやってしまい、残業につながってしまいます。

そこで投入時間を決めることで、タイムリミットを意識して仕事をすることができ、生産性を上げることができます。

また仕事のスケジュールは立ててているという方は多いと思いますが、それ以外のスケジュールも立てているという方は少ないのではないでしょうか?

おそらく皆さんの中には、資格勉強や副業など、時間があったらやりたいことがあると思います。

そういったことは、時間ができたらやろうでは一生できません。

仕事が忙しかったからなど何かとやらない理由をつけて先延ばしにしてしまったり、時間ができてもスマホをダラダラみてしまい、やりたいことに手をつけることができなくなってしまいます。

そのため、事前に休みの日に何をするかスケジュールを立てることが大切なのです。

私も以前は休みの日のスケジュールは考えたことがなく、時間ができたら動画を作ろうというスタイルだったため、週によって動画を1本も上げることができない時もありました。

ですが休みの日のスケジュールを考えるようになってから、毎週安定して2〜4本の動画をあげ続けることができるようになりました。

そのため、休みの日のスケジュールは事前に考えることに加えて、忙しくなる前に自分の時間を確保しておくことが、自分の時間を過ごすためには大切だと思います。

 

歳をとっても毎日の体感時間を長くする方法

みなさんは、年々歳をとるにつれて一日が終わるのが、どんどん早く感じていないでしょうか?

なぜ歳をとると一日が早く感じるのか?

その答えの一つに、フランスの哲学者であるポール・ジャネー氏が提唱している、ジャネーの法則があります。

ジャネーの法則とは、人生のある時期に感じる時間の長さは年齢の逆数に比例するというものです。

例えば、10歳の子供にとっての直近1年間は人生全体の10分の1になります。

それに対して30歳の大人にとっての直近1年間は人生全体の30分の1になります。

年を取るにつれて1年間が占める人生全体の割合はどんどん小さくなっていきます。

そのため、歳をとるにつれて1年間があっという間に感じてしまうのです。

また10歳の子供にとっては、日常の中に色んな学びや発見があり、日々の出来事が強く記憶に残るため、毎日が充実したものになります。

一方で30、40歳と年を取るにつれて、知識と経験が蓄積されていくため、新しい学びや発見が少なくなっていってしまいます。

その結果、記憶に残る出来事が少なくなってしまい、あっという間に毎日が過ぎていってしまうように感じてしまうのです。

では、歳をとっても体感時間を長くするためには、どうすれば良いのか?

その答えは、新しいことにチャレンジするです。

新しいことにチャレンジすることによって、大人でも色んな学びや発見を得ることができ、日々を充実させることができます。

私も最近少年サッカーのコーチになったのですが、練習方法や教え方を学んで、それを練習の時に使うことで、色んな学びや発見を得ることができています。

子供たちとサッカーをやるのはとても楽しいため、体感時間はそんなに長くなった感じはしませんが、土日の時間が充実したものになっています。

そのため、最近時間が経つのが早いな、何もなく毎日が過ぎ去ってしまうなと感じる方は、ぜひ新しいことにチャレンジしてみて下さい!

 

本書では、この記事では紹介しきれていない時間の使い方について、まだまだ紹介されています。

本書では100冊の知見がまとめられているため、自分に合った自分の使い方を見つけることができると思います。

そのため、何となく毎日が過ぎてしまっている、時間の使い方を考え直したいという方は、ぜひ本書を読んでみて下さい!

 

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ではでは。

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