今回は、伊藤羊一さん著の『1分で話せ』という本について紹介していきます!
この本の作者である伊藤羊一さんは、ソフトバンクの社長である孫正義さんが後継者を育てるための学校、「ソフトバンクアカデミア」の国内CEOコースで年間1位の成績を修めたそうです。
また、筆者のプレゼンは、実際に孫社長に褒められたそうです。
しかし筆者は、最初から相手に伝えることが得意だったというわけではないそうです。
筆者自身も、相手に伝えるということに悩み、試行錯誤を繰り返した結果、大事なことだけをシンプルに伝える技術を身につけたおそうです。
『1分で話せ』には、筆者が試行錯誤の末に身につけた話すためのスキルが、詳しく紹介されています。
なぜこの本を購入したのか?
私が『1分で話せ』を購入した理由は、自分の説明の下手くそさに悩んでいたからです。
私は現在、大学生ということもあり、授業でプレゼンや発表をすることがあります。
ほとんど毎回上手くまとめられず、話が長くなってしまったり、話しているうちに結局何を伝えたいのか、自分ですらわからなくなってしまいます。
もちろん、その授業の成績はひどいものです、、、笑
そこで、シンプルに短く自分の言いたいことを伝えるための方法を知りたいと思い、この本を購入しました!
そもそも、なぜ1分で話さなければいけないのか?
なぜ1分で話さなければいけないのか?
それは、
人は相手の話の80パーセントを聞いていない
からです!
多くの方が経験があると思うのですが、日本の学校ではよく「人の話を最後まできちんと聞きましょう」と教えられます。
実際にその影響か、日本人は、外国人から見て話をよく聞く印象をもたれます。
しかし、実際に人の話を最初から最後までちゃんと聞いていますか?
私は聞いてますと言える自信がありません笑
特に、話が長いと最後の方はほとんと集中していませんし、他のことを考えてしまいます。
そのように、聞き手は実際はほとんど聞いていないことが多いのです。
ほとんど聞いていないというのに、長々と説明していては、相手も理解してくれません。
そこで、1分で相手に理解させ、相手を動かすということが必要なのです。
特にビジネスの場面では、これが必要になると思います。
1分で相手に理解させ、相手を動かすためにどうすればいいのか?
『1分で話せ』の中で、
人は左脳で理解し、右脳で感じて、それでやっと動けるんです。
と書かれています。
1分で話す方法とは?
まず伝えようとすることの骨組み、つまり結論と根拠のセットを構築します。
これができれば驚くほど説得力を増す伝え方ができます。
『1分で話せ』の中では、1分で話すためには、結論と根拠をしっかりと作ることが大切だと書かれています。
相手を理解させるためには、まず結論をはっきりとさせ、結論を相手に納得させるために根拠を作ります。
最初に結論をはっきりさせておくことによって、聞き手もゴールがわかるため、より理解してもらいやすくなります。
また、話してもゴールを意識しながら根拠を述べることができるので、伝えたいことを見失うことがなくなります。
結論と根拠をしっかりと作ることによって、話の内容をよりロジカル(論理的)にまとめることができるので、聞き手も理解しやすいです。
『1分で話せ』では、根拠は3つ作ることをオススメしています。
少なすぎても、説得力に欠けてしまいますし、多すぎても話が長くなってしまいます。
このように、伝えたいこと(結論)をしっかりと明確にして、結論を納得させるための根拠を作ってあげるだけでも、相手に理解してもらいやすくなります。
以上が、『1分で話せ』の紹介でした!
今回、私が紹介した部分は、左脳で理解させるための基本的なことです。
では、右脳で動かすためにはどうすればいいのか?
知りたい方は、『「1分で話せ』を読んでみてください!笑
ではでは。